CBDが高血圧に効果あり?CBDが血圧を下げる仕組みを解説

CBDは高血圧に効果があると言われています。CBDが血圧をどうして下げるのか、根拠となる研究の紹介をしながら解説します。また、高血圧の方がCBDを摂取する際の注意点やオススメのCBD商品をご紹介します。

CBDとは?その効果・効能

CBDについてご存知の方もいらっしゃると思いますが、改めてCBDがどういったものでどういう効果が期待されるのか、どのように利用するのかについて解説していきます。

CBDはECSで体全体の恒常性を保つ

CBDとはカンナビジオールのことで、麻から取れる天然成分であり、酸素と水素、炭素からなる化学物質のカンナビノイドの一種です。

ハイになる向精神作用を含むTHC(テトラヒドロカンナビノール)と並び、最も有名なカンナビノイドの1つがCBDなのです。

カンナビノイドはECS(エンドカンナビノイドシステム)という人体の基本的な機能を司り、体全体の恒常性(ホメオスタシス)を保ちます。

ECSは食べる・寝る・リラックス・認知など、普段生活している中で行っていることの調整をするため、欠かせないシステムなのです。

私たちの体では普段、内因性カンナビノイドと呼ばれる物質が体内で自然と生成されており、この物質がECSによって恒常性を保っているのです。

しかし、ストレスや加齢などの要因によって、内因性カンナビノイドが生成されなくなり、カンナビノイド欠乏症になるのです。

そこで、CBDなどの大麻由来のカンナビノイドを摂取することで、ECSを活性化させ、体是対の恒常性を保つことができるのです。

CBDの利用方法

では、大麻草由来のカンナビノイドであるCBDはどのように利用すればよいのでしょうか。

その摂取方法について、どのようなものなのか簡単にご紹介します。

舌下摂取

CBDの摂取方法の中で、最も一般的なのがこちらの舌下摂取です。言葉のとおり、舌の下にCBDをオリーブオイルやココナッツオイルに溶かしたCBDオイルを垂らすというものです。

舌の下に1分程度CBDオイルをためておくことで、毛細血管からCBDが吸収できます。

効果が出るまでに15~30分しかかからなく、2〜4時間も持続し、バイオアベイラビリティ(吸収率)が6~20%と比較的高いことから、最も人気で一般的となっています。

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経口摂取

経口摂取とは、CBDが入ったグミやキャンディ、サプリメントなどを食べることで、胃を通って主に腸から吸収する摂取方法です。CBD特有の苦さを感じることがあるCBDオイルの舌下摂取とは違い、味が美味しいものもあるので、抵抗なく摂取することができます。

経口摂取では、効果の持続時間が6~8時間ほど保たれる一方で、効果がでるまでに30~90分程度かかり少々遅く、吸収率が6~15%とそこまで高いわけではありません。

しかし、やはり味の観点から経口摂取からCBD製品を試される方は多いです。

吸入摂取

吸入摂取とは、CBDをプロピレングリコールなどに溶かしたCBDリキッドを熱することで蒸気にして吸い込み、肺の毛細血管からCBDを吸収する方法です。

バイオアベイラビリティが最も高く17~44%であり、効果が出るまでの時間も2~15分と最短な摂取方法ですが、効果の持続時間が2~4時間と短くなっています。

皮下摂取

皮下摂取はCBDが入っているCBDクリームなどを問題のある部分の皮膚に直接塗り込み、皮膚から吸収する摂取方法です。

効果が局所的にはなってしまいますが、肌荒れやニキビなどのお肌トラブル、生理痛や関節痛など疼痛には効果的な摂取方法です。

これらの4つ摂取方法のうち、CBDを摂取する目的に応じて適切な摂取する方法が良いです。

高血圧とは?その基準・危険性・原因

CBDについて簡単に説明したので、高血圧とはなんなのか、どうして問題とされているのかを解説していきます。

高血圧の基準は140/90

そもそも血圧とは、心臓が血液を送り出す時の血管の壁にかかる圧力のことで、血圧を送り出す強さと血管の広がり方・柔軟さによって決まります。

健康的な人であっても、体を動かしたり、寒かったりすると一時的に血圧は上昇します。しかし、高血圧症の人は、安静時でも症血圧が高い状態が続いているのです。

血圧は心臓が収縮している時の収縮期血圧(最高血圧)と、心臓が拡張している時の拡張期血圧(最低血圧)によって表されます。

この収縮期血圧と拡張期血圧の値が140/90[mmHg]以上となっている方は、一般的に高血圧と言われます。

ちなみに、自宅で血圧を測定する場合には、測定時の状況を加味するため、この基準よりも-5mmHgが目安となるため、135/85[mmHg]以上かどうかが高血圧の基準となります。

高血圧は脳卒中などの重大な病気のリスクを高める

高血圧は自覚症状がほとんどなく、放置してしまうと心疾患や脳卒中などの重大な病気につながります。

例えば、脳卒中は高血圧によって最もリスクが高くなります。収縮期血圧が10mmHg上昇しただけで脳卒中のリスクが15~20%高くなると言われています。

運動障害や言語障害が残ったりすることもある脳卒中のリスクを高める高血圧は大変危険だと言えるでしょう。

脳卒中の他にも、心筋梗塞や狭心症などの心疾患につながったり、血圧が高いことで腎臓へ負担が大きくなり慢性腎臓病などにもつながったりすると言われています。

ちなみに、日本では4,3000万人もの高血圧患者がいると推定されているため、およそ3人に1人が危険な高血圧になっていると言われています。

高血圧の多くの原因は生活習慣

高血圧を起こしてしまう原因のほとんどは生活習慣によるものと考えられています。

例えば、多くの人が飲むお酒・アルコールですが、適量ならばリラックスを促し血圧を下げる一方で、飲みすぎると興奮状態を招き、高血圧になってしまうと言われています。

また、運動不足が続くと血行不良になるため、血液量を増やして末端にまで血液が届くようにするため、血管に圧力がかかり高血圧になります。

他にも、肥満や食生活の乱れ、ストレスや過労、老化等によっても高血圧になるリスクが高められると言われています。

関係のありそうな生活習慣を改善することで、高血圧を予防・改善できるようにしましょう。

CBDが高血圧に効果がある?

高血圧が危険な病気ということがわかりましたが、CBDは高血圧に効果があるということが最近明らかになりました。

CBDの高血圧に関する研究 

どうしてCBDが血圧を下げるのかについて説明する前に、CBDが血圧を下げるという結果が得られた研究結果についていくつか紹介していきます。

まずは動物を対象とした実験です。

2009年の研究によると、ストレスにより血圧・心拍数が上昇したマウスにCBDを注射すると、血圧・心拍数が安定したという結果が得られました。

次に人を対象とした実験についてご紹介します。

2019年に行われた研究では、健康な男性グループを対して、人前に立つときなどの緊張状態でCBDを摂取させました。その結果として、血圧や脈拍が下がったという変化が観察されました。CBDによって緊張・ストレスが軽減し、血圧や脈拍が下がったのです。

また、2017年には健康な成人を対象に、精神的/身体的ストレスを与えて、CBDを摂取することで血圧が下がったという研究結果が示されました。

▼参考:A single dose of cannabidiol reduces blood pressure in healthy volunteers in a randomized crossover study 

他にも、CBDと血圧に関する研究はいくつも行われており、特にストレスによる血圧上昇にCBDの摂取は効果的です。

それでは、CBDの摂取でどうして血圧が下がるのかをご説明します。

CBDのリラックス効果で血圧を下げる

多くの人がCBDを摂取する目的の1つとしてリラックス効果があります。

血圧が上がる要因の1つとして、ストレスがあります。ストレスがあると、脳から副腎ホルモンというものが分泌されます。その副腎ホルモンによって、アドレナリン・ノルアドレナリンという物質が分泌します。これらの物質は、心拍数を高めたり、交感神経を刺激することで血管を収縮させます。

血管が収縮すると、心臓が血液を送り出す時により大きな圧力が必要となるため、結果として血圧が上昇するのです。

CBDはストレスや不安障害に対して効果があるということがわかっています。交感神経と副交感神経からなる自律神経のバランスを整え、交感神経が優位になりすぎているときにはそれを抑える働きをし、あわせて血圧も下げるのです。

▼参考:不安障害の潜在的な治療法としてのカンナビジオール
Cannabidiol as a Potential Treatment for Anxiety Disorders | SpringerLink

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CBDで生活習慣が改善される

CBDの摂取によって摂取によって生活習慣が改善されることで血圧が下がるということも示唆されています。

CBDはエンドカンナビノイドシステムによって、食事や睡眠などの身体の基本的な機能に関わります。

先にも述べた通り、高血圧の原因のほとんどは生活習慣によるものです。カンナビノイドは食欲と関わるのですが、その中でもCBDは食欲を抑制する作用があると言われています。結果として過食を防ぎ、高血圧の原因である肥満に効果があるのです。

またCBDは依存症に効果があると言われています。血管を収縮させて血圧を上げるニコチンを含むタバコの喫煙量を下げたというような研究結果も出ています。また、飲酒量も下げる効果があるとも言われ、血圧を下げることに役立ちます。

他にも、エンドカンナビノイドシステムは人が生きていく上での必要となる基本的な機能に関わっており、生活習慣を改善し、高血圧に効果があるのです。

CBDが神経伝達物質の受容体を活性化

CBDは様々な神経伝達物質の受容体を活性化します。それによって高血圧に効果があるのではないかと言われています。

例えば、CBDは脳内のセロトニン受容体である5TH1Aに働きかけると言われています。セロトニンは、感情・気分のコントロールなど、精神の安定に関わりがあり、結果として血圧を下げる要因になると言われます。

また、ストレスを低減するということで注目を集めているGABA受容体への作用もあります。ストレスを低減することで血圧を低下すると言われているのです。

他にも、眠気を引き起こす神経伝達物質のアデノシン受容体も活性化するため、睡眠が改善されます。自律神経には交感神経と副交感神経との2つがありますが、寝ているときには副交感神経が優位になり、血圧が下がります。逆に、寝不足だと、交感神経が優位のままで翌日の血圧まで高くなってしまうのです。

ここまで、様々なCBDの血圧を下げる要因を述べてきました。この作用が血圧を下げているというようなことではなく、これらいくつもの作用が関連することで、血圧を下げていると考えられてます。

CBDを高血圧のために摂取する時の注意はある?

CBDが高血圧に効果があるということをご説明してきましたが、CBDを摂取するときに注意するべきことはないのでしょうか。

CBDに危険な副作用はないと言われている

CBDには中毒性がなく、その安全性は非常に高いと言われています。

その安全性はWHOが正式な見解を示しており、「CBDは幅広い用量で忍容性が良好」との報告が出されています。なお、忍容性とは副作用の程度のことで、この場合は副作用がほとんどないかあっても非常に軽いということになります。

しかし、頭痛や倦怠感などの副作用が報告されたケースもあるため、自身の体への悪影響がないように、次に紹介する2つをしっかりと理解しておきましょう。

薬を飲んでいる方は特に注意

複数の薬を服用するときには、その薬効が強く/弱くなったり、新しく有害作用が発生することがあります。これを薬物相互作用(薬物間相互作用とも言う)と言います。

高血圧の方の中には、ロスバスタチンやアジルバなどといった薬を服用している方もいらっしゃると思います。

薬物相互作用は未だわかっていないことも多いため、もし常服している薬があるのなら、かかりつけの医者や薬剤師などに相談し、問題がないか確かめてからCBDを使うのが良いでしょう。

CBD摂取量を少しずつ増やすのが大事

CBDは人それぞれ最適な摂取量が異なっており、またその時の体調などによっても摂取するべき量が変わってきます。

CBDはたくさん摂取すれば良いというものではありません。自分に最適な摂取量がわからないにも関わらず、一気に大量のCBDを摂取すると、強い眠気がきたりといった思いがけない作用が起こる場合もあります。

よって、自身に最適なCBDの摂取量を把握するために、最初は少ない量から試し、徐々に量を増やしていくのがおすすめです。

具体的には、最初は1日あたり5~15mg程度摂取し、その後1週間など定期的に5mg程度量を増やしていくのが良いでしょう。

是非、自分の体にあったCBDの量と利用方法を見つけてみてください。

血圧のためのCBD商品おすすめ

最後に高血圧の方が使うのにおすすめなCBD商品をご紹介します。

CBD製品を選ぶときには、CBDの摂取方法・CBDの抽出方法/含有量・製造者の信頼性を考慮することが大切です。

今回は国内で製造されたCBDオイルを紹介します。

CBDが300mg配合されているのに加え、様々な成分を配合しており、CBDの効果を最大化するアントラージュ効果が期待できます。

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まとめ

ここまでCBDについてや高血圧の基準や原因、どうしてCBDが高血圧に効果があるのかについて解説してきました。

ご自身にあったCBD製品を生活の中に取り入れることで、生活が改善されることを祈っています。