CBDに年齢制限はある?未成年の方へCBDの注意点を解説

CBDに年齢制限があるのか知っていますか?この記事ではCBDの年齢制限の有無や未成年の方がCBDを摂取する際の注意点を解説しています。CBDに興味をもった未成年の方、その親御さんは参考にしてください。

CBDとは?

年齢制限があるのかをご説明する前に、まずはCBDがどういったものなのかをきちんとご説明します。

CBDは大麻から取れる成分

CBDの正式名称はカンナビジオール(Cannabidiol)であり、大麻草から取れる成分の1種です。

大麻草には、カンナビノイドと呼ばれる炭素・酸素・水素からなる物質が存在しています。

カンナビノイドはそれぞれが薬理作用を持っていますが、その中でもCBDはその期待できる効果の高さから最も注目されている成分なのです。

最もCBDの市場が大きいアメリカでは、カルフォルニアで金が発見されたことで1848年から始まるゴールドラッシュになぞらえて「グリーンラッシュ」とも言われているほどです。

ちなみに、大麻・麻・マリファナなどで言葉のイメージが全然違うかもしれませんが、植物学的には全て同じ植物を指しています。

安全性が高く多くの効果がある

CBDが大麻から取れると聞くと、安全なのか心配な方も多いと思いますので、CBDの安全性をご説明しいます。

CBDはとても安全性が高い成分であり、乱用や依存の可能性はもちろんありません。また、忍容性(副作用の程度)も良好という報告があり、副作用はほとんどないです。その安全性は、WHO(世界保健機構)が正式な見解として示しているため、安心してください。

なお、稀にCBD製品を使用したときに頭痛等の副作用が生じたという方もいらっしゃいます。CBD自体の安全性は高いのですが、その市場は発展途上であるため、悪質なCBD製品も存在していることがその理由です。CBD製品を買う際にはよく情報収集をしてください

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安全性が高いCBDは多くの薬理作用を持っています。

筋肉痛や関節の痛みや生理痛などの疼痛緩和、ストレスや抗不安作用、思春期に多くなってしまうニキビへの効果、リラックスできることによる睡眠の改善、低用量では集中する効果、これらがCBDの効果として期待されているものです。

どうしてこんなにも多くの効果を持っているのかというと、私たちの体にはエンド・カンナビノイド・システム(ECS)という体の恒常性(ホメオスタシス)を保つ仕組みがあるからです。

ストレス等により内因性カンナビノイド(体内で生成されるカンナビノイド)が不足してしまうことで、不調となってしまうECSをCBDは正常化することで、多くの効果があるのです。

他にもどんな効果があるのかやどうして効果があるのかをもっと知りたい方はこちらも見てみてください。

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CBDは違法ではない

マリファナや大麻って違法なのじゃないの?

そう思われる方も多いかと思いますが、CBDは合法です。

というのも、大麻草は大麻取締法という法律で規制されているのですが、第一条には大麻草の成熟した茎や種子及びその製品は規制から除くという記載があります。

神事にも扱われていたり、身近なところだと七味唐辛子や服の麻にも使われているため、大麻草の全てを規制することは現実的ではないということで、このような記載になっているのです。

日本で流通しているCBD製品はこの法律に則っているものがほとんどなので、違法とはならないのです。

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また、その言葉のイメージから勘違いされる方も多いのですが、CBDはいわゆるキマる・ハイになるといった向精神作用はありません。変な期待をしてCBD製品を買ってもがっかりするだけだと思いますので、そのような作用はないと正しく理解していただけると幸いです。

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CBDに年齢制限はある?

では本題となる、CBDに年齢制限があるのかをご説明します。

結論:CBD自体に年齢制限はない

まずは結論ですが、2021年2月現在CBD自体に年齢制限はありません

年代にもよりますが、思春期の多感の時期には多くの悩みがあると思います。例えば、クラスや部活の人との人間関係、受験勉強などの悩みもあると思います。また、思春期ニキビとも呼ばれるように成長期には皮脂の分泌が過剰になり、アクネ菌が繁殖しやすいので、肌荒れに悩む方も多いでしょう。

他にも多くの悩みによって、精神的に不安定になってしまったり、不眠症や鬱になってしまったりすると思います。

それらの症状にはCBDの効果が期待できるので、試してみても良いかもしれません。また、お子さんのストレス等に悩む親御さんも検討してみてください。

CBDに年齢制限はないのですが、サイトでの年齢制限・摂取方法・摂取量においては注意が必要です。

ブランドサイトの年齢制限とCBDの注意点

「あなたは20歳以上ですか?」

CBDのブランドサイトでは最初にこのような表示をするサイトも多いです。そして「いいえ」と選択すると、サイトにアクセスできないのです。

CBD自体に年齢制限はないのに、どうしてこのような表示がされるのでしょうか。

それは、CBD自体でまだわかっていないことも多く、ブランドが未成年の方に販売することのリスクを考えているからです。

CBDやECSが発見されたのは1960年代にイスラエルの研究者によって発見されました。大麻草が使われだしたのはかなり古いのですが、CBDやECSについてわかったのは最近ということもあり、まだまだわかっていないことも多いというのが現状です。

そのため、未成年の方がCBDを摂取すること、問題が起きる可能性がないとも言えないため、ブランドサイトで年齢制限をしているのです。

また、他に薬を飲んでいるた方もCBDの摂取はかかりつけ医に相談してください。薬物相互作用というものがあるからです。

CBDを購入する際には、このような現状を理解して、しっかり検討してからにしてください。

CBDリキッド等の吸入摂取のものは補導される可能性も

CBDには以下のような摂取方法があります。

  • 舌下摂取:舌の下にCBDオイル等を垂らす方法
  • 吸入摂取:CBDリキッドやベイプなどでCBDを含む蒸気を吸い込む方法
  • 経皮摂取:CBDクリーム等を肌に塗る方法
  • 経口摂取:CBDグミなどを食べて摂取する方法

それぞれで効果がでる時間・持続時間・吸収率が異なり、どんな症状に向いているかも変わってきます。

これらのうち、CBDリキッド・CBDワックス・CBDベイプペン・CBDカートリッジといった吸入摂取によるCBD摂取は控えてください。

CBDを含まない通常のベイプも年齢制限はありませんが、ほとんどの商品は20歳以上が使用年齢という自主規制を行っています。

見た目的には加熱式タバコ等と似ているため、警察の方に補導される可能性も高いです。

そのため、CBDを摂取してみたいという方は、舌下・経口・経皮摂取といった別の摂取方法にしてください。

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CBDの摂取量は個人差や体の大きさによって異なる

また、CBDの適切な摂取量は人によって異なります

成人でも、少しの摂取量でも十分に効果を感じられるという方もいれば、どれだけ摂取しても全然効果を感じられないという方もいます。人によって効果やその感じ方が違うというのがCBD製品の特徴なのです。

さらに、未成年の方では体がまだできあがっていない方もいらっしゃいますので、さらに注意が必要です。

もちろん、CBDは1,500mg/日摂取しても安全性が高いというような研究もあるのですが、基本的にはもっと少ない量のほうが効果を感じられることが多いです。

成人の方ではまずは1日あたり5〜10mgあたりの摂取からはじめて、効果の有無によって5mg程ずつ増やしていくのが目安となります。

念の為未成年の方は、1mgずつごく少量からはじめ、1週間毎に1mgずつ増やすなど、少しずつ試していくのが良いかと思います。

CBD製品は値段も高いので注意

安全性や法律の観点とは少し異なりますが、CBD製品は値段も高いので注意してください。

CBD1mgあたり10~30円

こちらがCBD製品の相場です。CBDの原料は輸入しなければナラないことと、製造過程の複雑さ等から値段が高くなってしまっています。

例えば、CBDグミでは大体10mg~25mgのCBDが含有していますが、そうなると一粒あたり100円ほどになってきます。通常のグミが一袋で100円あたりということも踏まえるとその高額さがわかると思います。

未成年の方のほとんどはバイトをやっていなかったりやっていてもそこまでの稼ぎがないと思います。

そのため、値段が高くなってしまうCBD製品は未成年の方にはおすすめできないというのが正直なところです。

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CBDが注目されたのは5歳の少女がきっかけ

ここまで、CBD製品を購入する際に未成年の方が注意するべきことを解説してきました。少し購入するのにはネガティブなことも多く書いてしまったので、アメリカの一人の少女の話をしようと思います。

CBDはこの数年で一気に注目されたのですが、それはシャーロットちゃんという5歳の少女がきっかけです。この少女は発作が起きてしまうてんかん病という病気を患っていました。17種類もの抗てんかん薬を使っても止めることができなかった痙攣が、CBDによってほぼゼロになったというニュースが2013年にされました。

これを機に健康への効果があるのではと注目度がどんどん大きくなっていったのです。

一般的な用途とは少々異なるのですが、このように5歳の少女がCBDの恩恵を受けたということはCBDについて知っておくと抵抗感はなくなるかもしれません。

海外におけるCBDの年齢制限

国や地域によって、CBDに関しての法律が異なるため、最後に少しだけ海外におけるCBDの年齢制限についても補足として説明しておきます。

アメリカ

知っての通りアメリカは連邦制であり、連邦法とは別に州法と呼ばれる州ごとの法律があります。そのため、州によってCBDの扱いは異なります。

2020年の大統領選挙では大麻についての見解もそれぞれで出されていましたが、アメリカでは大麻・マリファナも州によって合法であったり違法であったり医療用のみ合法だったりしています。

CBDについてはほとんどの州で18歳以上であれば購入することができます。しかし、その年齢制限が20歳だったりする州もあるので州ごとに細かくは見てみてください。

ドイツ・イギリス

ドイツは医療用大麻を合法化した最初のEU加盟国であり、大麻やCBDについての理解は進んでいる国です。CBDの購入については年齢制限はないみたいで、スーパー等でもふつうに買うことができるみたいです。

また、イギリスでも近年CBDが合法化され、CBDの使用者はどんどん増えていっているみたいです。イギリスでも特に年齢制限はないみたいです。

しかし、大麻やCBDに関しては法律面も変更されることはあるため、実際に購入する際にはイギリスやドイツ含めてさらに詳しく見てみたほうが良いかと思います。

終わりに

この記事ではCBDに年齢制限があるのかについて説明してきました。

CBD自体に制限はない一方で、まだわかっていないことも多くサイトでは未成年は購入できないことが多いこと、吸入摂取は控えたほうが良いこと、摂取量には気をつけるべきということを理解いただけたかと思います。

CBDを購入するのかをしっかり検討してみてください。