アスリートがCBDを使う7つの理由!CBDを使うアスリートやドーピングとの関係も

最近、アスリートでCBDを使用している方が増えています。アメフト・バスケ・格闘技・サッカーなど、競技に問わずCBDが愛用されています。

本記事では、アスリートがCBDを使う7つの理由、CBDがアスリートに広まっている理由、CBDを使っているアスリートをご紹介します。

CBDとは?

ご存知の方も多いかと思いますが、アスリートやスポーツとの関係を見ていく前に、まずはCBDがなんなのかを簡単におさらいしていきます。

CBDとは、カンナビジオール(Cannabidiol)のことで、大麻草に含まれる成分であるカンナビノイドの中でもその薬理作用の多さや、副作用がほとんどないことから最も注目されているのです。

この数年で一気に注目を集めているのがCBDですが、CBDオイルやCBDクリーム、さらにはグミやキャンディなどのお菓子に含まれたものや、CBDプロテインといったものまで、実に多くのCBD製品が発売されています

アスリートやスポーツをする方には、PFCバランスなど体への意識が高いと思いますので、CBDオイル・CBDクリームといった食事に関係が少ないものや、CBDプロテインといったタンパク質を加えたものがおすすめです。

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CBDを始めとしたカンナビノイドは、どうして健康に効果があるのでしょうか?

それは、人体(哺乳類や鳥類などにも)には、ECS(エンド・カンナビノイド・システム)という仕組みが備わっているからです。このECSは、睡眠・食事・記憶・免疫など、体の機能を調整しています。

通常時、エンド・カンナビノイド(内因性カンナビノイド)という私たちの体で自然と生成されるカンナビノイドが、CB1・CB2といった全身にあるカンナビノイド受容体と結合することで、それらの機能を調整しています。

しかし、ストレスなどの原因でカンナビノイドが不足してしまうことがあり、そんなときにCBDを摂取することで、体の不調を正常化することができるのです。

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また、大麻と聞くと、違法なんじゃないの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、CBDは大麻草の成熟した茎・種から抽出し、THCを含まないものは基本的に合法です。

法律面に関して心配な方はこちらを見てみてください。

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なぜアスリートにCBDが広まっている?

アスリートがCBDを使う7つ理由をご紹介する前に、広まったきっかけであるドーピングから外れたことについてご説明します。

2018年にドーピングリストからCBDが外れた

2018年1月、国際的なドーピング検査基準や罰則規定を規定しているWADA(世界アンチ・ドーピング機関)が、使用禁止のドーピングリストからCBDを除外しました。

元々はドーピングリストに指定されていたため、国際大会などの出場を目指しているアスリートはCBDを使うことができませんでした。

ドーピングリストから外れることで、アスリートからの注目を集め、CBDが広まったのです。

ちなみに、2020年に予定されていた東京オリンピックは、CBDがドーピングリストから外れてから、はじめてのオリンピックでした。残念ながら、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で2020年の開催はなくなってしまい、2021年に延期となってしまいました。2021年の開催も危ぶまれる中、ドーピングリストから外れてCBDを使用できるはじめての大会がどうなるのか、動向を見守っています。

参考:Cannabinoids | World Anti-Doping Agency

ドーピングについて

本記事はスポーツをやっていたり、好きな方が多いと思うので、簡単にドーピングについても改めてご説明します。

ドーピングとは、運動能力・筋力の向上、神経の興奮などによって競技能力を高めるために、薬物などを使用することです。禁止リストに示される物質の使用がドーピングにあたってしまいます。

ドーピングが禁止されている理由としては、競技者の健康を害する、フェアプレーの精神に反する、反社会的行為であるといったことが挙げられます。

筋肉増強剤、ステロイドなどのイメージ通りに禁止されている物質もありますが、ドラッグストアや医師から処方される医療用医薬品などにも多くドーピング禁止物質が含まれているため、アスリートの方は注意しなければなりません

参考:

CBD以外のカンナビノイドは禁止されている

アスリートがCBDを使うときには、もう一点注意するべきことがあります。

ここで、WADAのホームページからカンナビノイドについて言及しているページを見てみましょう。

ALL NATURAL AND SYNTHETIC CANNABINOIDS ARE PROHIBITED, E.G.
・In cannabis (hashish, marijuana) and cannabis products
・Synthetic cannabinoids that mimic the effects of THC
・Natural and synthetic tetrahydrocannabinols (THCs)
EXCEPTIONS
Cannabidiol
引用元:https://www.wada-ama.org/en/content/what-is-prohibited/prohibited-in-competition/cannabinoids>

ここにある通り、カンナビノイドは大麻草由来のものであっても、合成されたものであっても禁止されていますが、CBD(Cannabidio)を除くとあります。

つまり、CBD以外のカンナビノイドは禁止されているということです。

ここで注意するべきことは、他のカンナビノイドが含まれているブロードスペクトラムやフルスペクトラムのCBDは決して使わないということです。

CBDの原料の種類には3つあり、上の2つはCBD以外にもCBNやCBGなどが含まれています。そのため、ドーピングにひかかってしまいます。

よって、アスリートの方はCBDが単離されているCBDアイソレートを使用しなければなりません。

また、完璧にCBDのみを単離するということは技術的にも難しいため、心配な方は大麻由来のものではなく、合成CBDを使用したほうが良いでしょう。

アスリートがCBDを使う7つの理由

それでは本題となるアスリートがCBDを使う7つの理由について見ていきましょう。

鎮痛・疼痛緩和の効果がある

アスリートがCBDを使う最も大きな理由がこの鎮痛・疼痛緩和の効果があることです。

CBDがこれからご説明するような効果を持っているのは、人体にエンドカンナビノイドシステムという仕組みが備わっているためです。CBDはこのECSに働きかけ、食事や睡眠、免疫機能などを正常化してくれます。結果として、CBDは強力な抗炎症作用・鎮痛効果があります

激しいトレーニングや試合等によって、筋繊維が炎症を起こしている筋肉痛はもちろん、関節など特定の箇所が炎症を起こしている場合にもCBDは絶大な効果を発揮します。

ほとんどの慢性痛にも急性疼痛にも効果があるため、痛みに悩んでいる方はCBDを試してみることをおすすめします。

痛みが理由の場合には、CBDクリームやCBDバームといった直接問題のある箇所に塗布する摂取方法がおすすめです。

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不安を和らげる

アスリートにとって、適度な緊張は高いパフォーマンスを発揮する上で非常に重要です。緊張はしているけど、落ち着いていて集中できているという、自分が最も良い状態を創るのはアスリートはもちろん、ビジネスマンなど全員が持っている課題です。

CBDは過度な不安や緊張を和らげる作用があります。

CBDはセロトニンやGABAといった受容体に働きかけることで、セロトニンの利用率を上げたり、GABAの緊張・ストレスを和らげる作用を強めることができるのです。

アスリートの方だと、大事な試合前にはルーティンを行い、精神を整えるという方も多いと思いますが、CBDを利用することで良い状態にいくサポートをできるかもしれません。

集中力を高める

不安を和らげるといいましたが、集中力も高めてくれるのがCBDです。

リラックスできるのか、集中できるのかどっちなのかという質問も飛んできそうですが、CBDには二相性というものがあり、低用量では集中・覚醒作用をもたらし、中〜高用量ではリラックス作用をもたらしてくれます

なので、試合前などの集中したいタイミングでは低用量のCBDを摂取し、試合後などにはリラックスを目的として少し多い量を摂取すると良いと考えられます。

お酒を飲める量が人によって違うように、CBDもどれだけ摂取すればよいかは人によって異なってきます。少しずつ量を調整しながら、どれだけの量だとご自身のパフォーマンスが良くなるのかを見つけていきましょう

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睡眠を改善させる

大事な試合や大会の夜など、緊張が残っていたり動いている感じがして眠れないことができない方もいると思います。眠りたいのにうまく眠れないということでストレスを感じる選手は、特に格闘家で多いです。

CBDは睡眠を改善してくれます。CBDを摂取する理由として最も多いものの1つがこの睡眠の改善です。

直接的に入眠させるわけではなく、不安を和らげたり自律神経を整えることで、結果的に眠くなったり、睡眠の質を高めてくれるのです。

アスリートをやる方以外でも、興奮状態が続き眠れない日があるという方や、強いストレスによって睡眠障害になっているという方は、CBDの摂取がおすすめできます。

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回復を早める

鎮痛・疼痛緩和の部分でもご説明しましたが、CBDは強い抗炎症作用があります。これは、アスリートなら日常的になることが多い筋肉疲労や打撲などの回復に有効です。

また、睡眠を改善してくれることからも、アスリートの回復を早めてくれると考えられています。

ハードな練習をこなしているアスリートだからこそ、疲労回復のためのソリューションとしてCBDを検討してみるのは良いかもしれません。

免疫機能を高める

せっかく試合に合わせて調整してきたのに、風邪を引いてしまうなどで台無しになってしまった経験を持っているアスリートの方もいると思います。

CBDが様々な効果を持っているのは、人体にECS(エンド・カンナビノイド・システム)が備わっているからなのですが、CB2というカンナビノイド受容体は免疫細胞にも多く存在しています。そのため、抗炎症作用があるのですが、免疫機能全体も調整してくれると考えられています。

体調を崩しがちなアスリートの方にはおすすめです。

神経保護作用がある

アメリカンフットボールや格闘技など、競技によっては頭に衝撃を受けることが多いスポーツの選手では、繰り返し頭や脳に衝撃を受けることで、CTE(慢性外傷性脳症)と呼ばれる疾患になってしまう方も多いです。

認知障害や頭痛などの症状が出てくるCTEですが、現役時代にCTEが発症してしまう方もいれば、引退後しばらくたったあとに発症する方もいます。

CBDには神経を保護する作用があり、パーキンソン病やてんかん病などでは多くの研究が進められています。

アメフトの選手であるレオナルド・マーシャル選手はCBDを摂取してから生活の質が向上したということも話しており、接触の多いスポーツをやっているアスリートは特にCBDを生活に取り入れる理由が大きそうです。

食欲を取り戻す

人体に備わっているエンドカンナビノイドシステムは、人が生きる上で必要な睡眠や記憶や免疫といった機能に関わっていますが、食事にも関わりがあります。

CBD以外にもカンナビノイドは食欲と関係があり、食欲を旺盛にしてくれたり抑制してくれたりします。

CBDは基本的には食欲は抑制してくれることがおおいため、ダイエットを補助する目的で利用している人もいらっしゃいます。

ですが、基本的には食欲を調整してくれるというのが効果ですので、食欲がない方はCBDの摂取で食欲を取り戻す事ができるかもしれません。

食べないといけないとわかっていても、激しいトレーニングの後は全く食欲がないという方は試してみても良さそうです。

CBDを使っているアスリートを紹介

文章でCBDを使う理由についてわかっても、実際にどんな人が使っているのかわからないと安心できないという方のために、どんなアスリートがCBDを使っているのかをご説明します。

まずはK1の武尊選手です。CBDのブランドであるCBDfxの取材にも答えているほど、CBDを愛好していることで知られています。日本でアスリートに注目を集めた1つの理由が武尊選手が使用していることがあります。

次に、NFL・アメフトの選手でCBDを使っている選手をご紹介します。

  • レオナルド・マーシャル
  • ロブ・グロンコウスキ
  • ティキ・バーバー
  • カーソン・パーマー
  • ネイト・バールソン
  • リッキー・ウィリアムズ
  • テレル・デービス

接触が多く、怪我なども非常に多いアメリカンフットボールの選手には、多くのCBD愛好家がいらっしゃいます。わかっているだけでもこれだけの選手はいるので、もっと多くのNFL選手が使っていると思われます。特にレオナルド・マーシャルはCTEに患った際にCBDを使って生活の質が向上したということを話しています。

NBA・バスケの選手にも非常にCBD愛好家は多いです。

  • ポール・ピアス
  • ラマー・オドム
  • ジェイ・ウィリアムズ
  • ジョン・サリー
  • アル・ハリントン

他にも、ゴルフではグレッグ・ノーマンやババ・ワトソン、格闘技ではマイク・タイソンやネイト・ディアス、バレーボールではケリー・ウォルシュ・ジェニングス、サッカーではミーガン・ラピノー、テニスではジョン・イズナーなど、実に多くのアスリート・スポーツ選手がCBDを使用しているそうです。

また、アスリートではないですが、モデルのローラさんもCBDを愛用していることで知られており、CBDバスボムはリラックスしたい時に利用していると、動画をSNSで投稿していました。

終わりに

本記事では、アスリートがCBDを使う7つの理由、CBDがアスリートに広まっている理由、CBDを使っているアスリートの紹介をご紹介してきました。

アスリートの方はもちろん、スポーツが好きだったり、悩みの症状がある方はCBDの摂取をぜひ試してみてください。