CBDグミは違法ではない?大麻取締法とCBDの安全性について徹底解説

CBDグミが気になっているけど、大麻から抽出される成分ということで、違法なのではないかと心配になることもあるかと思います。本記事では、CBDグミがどういったものなのか、法律がどうなっているのかを解説します。また、違法ではないCBDグミを選ぶための注意点も合わせて紹介します。

CBD・CBDグミとは?

CBDや大麻に関する法律について解説する前に、CBD・CBDグミが一体どのようなものなんかを説明します。

CBDは大麻から抽出される成分

CBDは大麻から抽出されると知って、びっくりされた方も多いのではないでしょうか。

大麻草にはカンナビノイドという成分が104種類含まれており、そのうち最も有名なのがCBDとTHCです。これらは健康に良い効果を及ぼすということで、この数年で一気に注目が集まりました。

CBDの注目の度合いは、その市場規模の強烈な成長から、ゴールドラッシュに習って「グリーンラッシュ」とも言われていることからもわかります。

日本でも特に2019以降で少しずつ知っている方が増えており、著名人だとモデルのローラさんがCBD製品のバスボムを愛用しているということを2021年の1月に話していたりと、徐々に多くの人が注目をしています。

特に、美容や健康面で注目されることが多く、大手エステではCBDオイルを使ったコースを設置していたりもしています。

CBDグミ・エディブルの特徴とメリット

そんな徐々に日本でも注目を集めているCBDですが、実に多くCBD製品が販売されています。

CBDオイルやCBDリキッドといった長い間CBDの使い方としてメジャーだった製品だけでなく、CBDクリームやCBDバスボムなどもあり、数え切れないほどの製品がどんどん世に出されています。

CBDグミは比較的新しく、この1,2年で一気に人気を集めたCBD製品です。CBDエディブルと言われるCBDが入った食品には、CBDキャンディやチョコレートなどたくさんありますが、その中で一番注目を集め人気なのがCBDグミなのです。

CBDグミの成分はCBD以外にも通常のグミと同じく、ゼラチンや砂糖、香料や添加物が入っています。

CBDグミなどのエディブルは、主に経口摂取としてCBDを摂取します。舌下摂取や吸入摂取、局所摂取といった他の摂取方法と比べて、効果が出るまで1,2時間と長くかかってしまいますが、効果の持続時間が6時間ほどと長いです。

肝臓での初回通過代謝という効果によってCBDのバイオアベイラビリティ(吸収率)は低めです。

しかし、食べるだけでいいというお手軽さや、見た目がふつうのグミと変わらなくどこでもCBDを摂取できるというメリットもあります。

もちろん、CBDグミ以外にも良い商品もありますので、CBDを摂取する用途や状況などに合わせて使い分けるのがおすすめです

CBDグミの効果

CBDが健康・美容面で注目されているのは、様々な効果があるからです。

そもそも、私たちの体にはエンドカンナビノイド(内因性カンナビノイド)という物質が自然と生成されます。このエンドカンナビノイドとカンナビノイド受容体(CB1、CB2)というものが結合することで、食事や睡眠といった体の機能を調整します。そうして体全体の恒常性(ホメオスタシス)が維持されるのです。

これらの仕組みをECS(エンドカンナビノイドシステム)といいます。ECSは1990年代と最近発見されたものですが、体全体に関わる仕組みということで医科学における重要な発見と考えられています。

ちなみに、エンドカンナビノイドは体内ですぐに分解されてしまうことが理由で発見が遅くなってしまったのです。

体の機能を調整するECSですが、ストレスや必要な栄養素の不足などの原因でエンドカンナビノイドが不足しなくなってしまうことがあります。この状態をカンナビノイド欠乏症と言い、体の恒常性を保つECSが十分に働くことができず、様々な体の不調を及ぼしてしまうのです。

そこで、植物性カンナビノイドであるCBDの摂取が有効です。CBDは内因性カンナビノイドと同様にECSに働きかけ、ホメオスタシスを保つ手助けをするのです。

結果として、ECSが関わる睡眠やリラックス、食欲や免疫機能といった面でCBDが体に良い影響を与えるのです。

具体的にCBDの効果について知りたい方はこちらを参考にしてみてください。

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CBDグミは違法ではない?

厚生労働省が大麻を違法薬物にしており、その危険性のアピールから悪いイメージを大麻に持っている方も多いと思います。

では、大麻から抽出されるCBDやCBDグミは違法ではないのでしょうか?

大麻取締法で大麻の所持や栽培は違法とされている

まず、日本において大麻を規制している法律である大麻取締法について詳しく説明します。原本を見て自分で確認したいという方にはこちらの原本を確認してみてください。

第一条
この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。

第二条
この法律で「大麻取扱者」とは、大麻栽培者及び大麻研究者をいう。
2 この法律で「大麻栽培者」とは、都道府県知事の免許を受けて、繊維若しくは種子を採取する目的で、大麻草を栽培する者をいう。
3 この法律で「大麻研究者」とは、都道府県知事の免許を受けて、大麻を研究する目的で大麻草を栽培し、又は大麻を使用する者をいう。

第三条
大麻取扱者でなければ大麻を所持し、栽培し、譲り受け、譲り渡し、又は研究のため使用してはならない。
2 この法律の規定により大麻を所持することができる者は、大麻をその所持する目的以外の目的に使用してはならない。
引用:大麻取締法

大麻取締法の第1章総則の1〜3条にはこのように書かれています。

つまり、大麻は繊維や種子取る目的で栽培する「大麻栽培者」や大麻を研究する「大麻研究者」でなければ、大麻を栽培したり、所持したりすることは違法とされています。

第四条
何人も次に掲げる行為をしてはならない。
一 大麻を輸入し、又は輸出すること(大麻研究者が、厚生労働大臣の許可を受けて、大麻を輸入し、又は輸出する場合を除く。)。
二 大麻から製造された医薬品を施用し、又は施用のため交付すること。
三 大麻から製造された医薬品の施用を受けること。
四 医事若しくは薬事又は自然科学に関する記事を掲載する医薬関係者等(医薬関係者又は自然科学に関する研究に従事する者をいう。以下この号において同じ。)向けの新聞又は雑誌により行う場合その他主として医薬関係者等を対象として行う場合のほか、大麻に関する広告を行うこと。
引用:大麻取締法

医療大麻という言葉はニュースなどで見かけることも多いと思います。しかし、2021年1月現在、日本では医療目的の大麻も法律で規制されています

ちなみに、大麻取締法には使用罪は定まっていません。それを受けて、厚労省は2021年1月20日に大麻の使用剤に関する有識者会議を開きました。

この結果は2021年に報告されるみたいですが、使用罪に関する内容も追加されるかもしれません。

茎と種子及びその製品は違法ではない

大麻の栽培や所持が規制されているのにも関わらず、どうしてCBDは違法ではないのでしょうか?

第一条の2文目に注目すると、大麻草の成熟した茎・種子及びその製品を除くという記載があります。大麻草であっても、成熟した茎・種子であれば、大麻取締法では「大麻」として扱わないということです。

よって、それ以降の規制も当てはまらないということです。

つまり、大麻草の成熟した茎・種子から抽出されたものであればCBDは大麻取締法で規制されず違法ではないということです。

しっかりと法律に則ってる事業者はもちろん、茎と種からしかCBDを抽出していないため、国内のCBD製品は基本的に合法なのです。

CBDは違法ではないが安全性は?

CBDが違法にはならないことは理解いただけたと思いますが、安全性はどうなのでしょうか?

大麻ということで危ないんじゃないかと思う方もいると思いますが、CBDは安全性が高いと言われています。向精神作用や中毒性、依存性などはないです。

WHOも2017年にCBDが安全で、副作用がないかあっても非常に軽いという旨の報告をしています

しかし、CBDは安全性が高いとはいえ、注意するべきこともあります。

一般的な薬も同様ですが、CBDは体に摂取するものなので薬物相互作用が生じることがあります。これは、複数の薬を同時に摂取した際に、それらの薬の効果の強弱が変わったり新しく副作用が出てしまうというようなものです。

大麻の使用の歴史はとても長いですが、CBDが特定されたのは1940年と遅く、研究されてないことはまだまだあります。CBDにおける薬物相互作用はその1つで、まだまだわかっていないこともあるため、薬を服用している方はかかりつけの医師に相談したほうが良いでしょう。

また、子供がCBDを使って弊害がないのかもまだわかっていないことは多いです。

CBDが注目されたきっかけの1つにてんかん病の症状がCBDによって治療されたことがあり、実際に子供がCBDを摂取したケースはいくつもあります。

しかし、CBDを扱っているショップでは未成年に販売をしていないことも多いです。20歳未満の方には特別な理由がない限り、CBDの摂取はまだおすすめできないです。

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違法のTHCに注意:CBDとTHCの違い

CBDは安全性が高く合法ですが、THCというカンナビノイドは違法であり安全とはいえないため注意が必要です。

THCとは、テトラヒドロカンナビノールのことで、CBDと並んで有名なカンナビノイドの1つです。

大麻の幻覚作用やハイになる向精神作用や依存性など、人体に悪影響を与える効果をもたらしているのがこのTHCなのです。

リラックス作用をもたらすCBDと違い、ハイになる作用を持っているTHCは、大麻草の茎や種子以外から抽出されることが多いため大麻取締法によって規制されているのに加え、麻薬及び向精神薬取締法という法律でもTHCが指定されているため、違法です。

大麻由来のものであっても、合成されたものであっても、THCは法律によって規制されているので注意が必要です。

法律だけではなく、安全であると言えないのがこのTHCなので、絶対にTHCが入っていない製品を選んでください。

違法ではない安全なCBDグミを選ぶための注意点

違法ではなく安全であることも説明しましたので、実際にCBDグミを選ぶ際の注意点について解説します。

THC・重金属・有機溶剤に注意

CBDグミだけでなく、CBD製品全般に言えることですが、第三者機関による成分分析の結果を公表しているのか非常に重要です。

というのも、THCが入っていないCBD製品と販売されているものでも、THCが入ってしまっている可能性があるからです。実際に、厚生労働省に検査されたCBD製品にTHCが入っており、その製品が回収されたことがありました。

また、大麻草は土壌にある重金属を吸い上げやすい植物であり、CBD製品にも重金属を含んでしまっていることがあります。さらに、CBDを抽出する際に使用した有機溶剤が製品に残留してしまっている場合もあります

重金属や有機溶剤は体に有害であり、THCは安全とは言えずさらに違法でもあるので、特に注意しましょう。

信頼できるブランドの商品を買おう

CBD製品を購入する際にはそのブランドが信頼できるかどうかがとても重要になります。

信頼できるブランドであれば、第三者機関による成分分析の結果やCBDを抽出した大麻草がどの土壌でどういった事業者が生産しているものなのかなど、製品に関する情報がホームページに網羅的に載せていることが多いです。

安全性や合法性はもちろん、相場からかけ離れたCBD製品を購入しないようにするためにも、ホームページでどのような事業者なのか、信頼できるのかなどの情報をしっかりと収集するのが良いでしょう。

販売者が信頼できるかどうかも大切

CBD製品自体が信頼できるのが重要なのはもちろんのこと、販売している事業者が信頼できるかどうかも大切です。

CBD製品や原料を輸入する際に必要となる3つの書類を提出するなどの正規な手続きを踏んでいるか、大麻に関する法律だけでなく薬機法などの販売に関する法律にも則っているかどうかも大切です。

販売実績がしっかりとあったり、海外CBDブランドの正式な代理店や販売店であれば、これらはしっかりと守っていることが多いので安心して購入できる場合が多いです。

CBDグミのおすすめの食べ方

CBDグミのおすすめの食べ方をご紹介します。

CBDグミなどのエディブルは効果がでるまでに時間がかかり、味もCBD特有の苦味も感じづらいことから、食べすぎてしまうことも多いです。

CBDグミはだいたい一粒あたり5mg〜25mgほどのCBDを含有していることが多く、特にヘンプベイビーの25mgのものでは、1日あたり1粒食べれば十分なことが多いので、食べる量には気をつけてください。

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また、CBDグミはすぐに飲み込んでしまうのではなく、できるだけ口の中に留めてください。そうすることで吸収率が高い舌下摂取での割合が増え、結果としてCBDグミの効果が大きく感じられるはずです。

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CBDグミは効果が比較的ゆっくりでるので、悩んでいる症状によって食べるタイミングを変えることで、効果的にCBDを摂取することができます。

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合法・安全で人気のCBDグミ紹介

最後に、違法ではない安全な人気のCBDグミをご紹介します。

Hemp Baby

まずご紹介するのはヘンプベイビー(Hemp Baby)のCBDグミです。くまの見た目で柔らかいタイプのCBDグミです。

CBD含有量は一粒あたり15mgと25mgがあり、グリーンアップル・レモン・オレンジ・ソーダ・ストロベリーの5種類のフレバーがランダムに入っています。味はCBD特有の苦さも感じられずに、とても美味しいです。

5個、25個、50個、100個入りのものが販売されているので、最初に試してみたい方にも、CBD愛好家の方にもおすすめできます。

CBDfx

CBDfxも人気のCBDグミを販売しています。

今までCBD含有量は5mgでしたが、最近25mgのタイプのCBDグミにリニューアルされたみたいです。味としてはミックスベリー、ターメリック+スピルリナという2種類があります。

見た目は赤と緑で着色料が入っているみたいですが、両方オーガニックな素材でできているため、安全性も良いCBDグミです。

まとめ

本記事では、CBDグミが違法ではないのかについて大麻取締法詳しく見ながら解説してきました。CBDは違法ではなく安全でありますが、注意点もあるので、それらに気をつけながら、味や効果の面で好みのCBDグミを是非見つけてみてください。