いつでもどこでも食べられ、美味しいことで大人気のCBDグミ。美味しさのあまり食べ過ぎちゃうこともあるかと思います。そんな方に向けて、CBDグミを食べ過ぎるとどうなるのか、おすすめのCBDグミの食べる量や使い方について解説します。
CBDグミは食べ過ぎに注意
まずはCBDグミがどういった特徴を持っているのかをかんたんにご紹介します。
CBDグミは手軽さ・美味しさから人気
もともと、CBDの摂取方法としては舌の下にCBDを溶かしたオイルを垂らすCBDオイルでの摂取が最もメジャーでしたが、その摂取方法の見た目からいつでもどこでも使うことは難しかったり、味も苦くて人を選んだりということがありました。
そこで近年人気を集めているのがCBDグミです。CBDグミはエディブル(CBDを含む食品の略称)の代表格で、グミにCBDが入っています。
CBDグミは口の中でしばらく舐めることにより吸収率や効果がでるまでの時間が短い舌下摂取として吸収されたり、飲み込むことにより効果の持続時間が長い経口摂取として吸収されます。
CBDグミはふつうのグミと同じく、手にとって食べるだけでCBDを取り入れることができます。わざわざスポイトをオイルで取ったり蒸気にすることもなければ、他に必要なものも要らないため、とてもお手軽な商品です。
また、CBDオイルなCBD独特の苦さを感じて苦手だという人もいるかと思いますが、例えばHEMP BABY(ヘンプベイビー)などのCBDグミはその苦さも感じずに、美味しく食べることができます。
美味しさとお手軽さから、CBDグミはとても人気があるのです。
CBDグミの食べ過ぎることはよくある
この記事を読んでくれている方は、おそらくCBDグミを実際に食べ過ぎちゃった方や、CBDグミをこれから買おうとしており食べすぎによる悪影響がないか心配している方だと思います。
CBDグミの食べすぎはよくあり、「HEMP BABYを一気に5つも食べちゃった」などの声をいただくことも多いです。この記事を執筆しているCBD Days編集部の私も、ふつうのグミと同じようにパクパク食べてしまって、食べ過ぎてしまったという経験が何度かあります。
食べ過ぎてしまうと、これからみていくように眠気やお金の面でデメリットもあるので、気をつけましょう。
CBDグミはCBDの効果がじんわりでてくる
CBDグミを食べすぎてしまう理由は美味しさとお手軽さに加えて、CBDの効果がじんわりゆっくりと出てくるということも挙げられます。
CBDグミは舌の下で摂取する舌下摂取と飲み込んで摂取する経口摂取の組み合わせで摂取されますが、舌下摂取では15分〜30分、経口摂取では30分〜1時間半、効果が現れるまでに時間がかかります。特に経口摂取では胃や肝臓、腸を通して吸収されるため、どうしても効果がでるまでの時間が長くなってしまいます。
「効果が感じられないな‥」と、CBDの効果がでるまでの時間に、何個もCBDグミを口に放り、結果として食べすぎてしまうこととなるのです。
効果がでるまでにはしばらく時間がかかるということを理解して、焦らずに何個も食べないようにしましょう。
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安くはないのでお財布的にも食べ過ぎ注意
CBDを食べすぎた時の影響は次に解説しますが、CBDを含んだ食品は高いものが多いため、CBDを次々に食べてしまうのはお財布的にも厳しいので注意が必要です。
そもそもCBD自体が非常に高価であり、日本においては1mgあたり10円〜30円あたりが相場と言われています。(もちろんその製品のブランディングやマーケティングによって前後はしてきます。)
CBDグミは一粒でCBDが25mg入っていたりするため、一粒でも数百円することが多々あります。CBDを含まないふつうのグミが1個あたり数円(15個程度入って100円など)が多いことを考えると、100倍前後の値段になってきます。
この値段のことも考えると、パクパクと何個も食べるのは注意です。
CBDグミを食べ過ぎるとどうなる?
CBDグミを食べすぎると体にどのような影響があるのでしょうか?
CBDグミを食べすぎて心配になっている方のために、CBDを摂取しすぎても問題はないということや、よくある症状についてご説明します。
食べ過ぎても健康に重大な問題はない
まずお伝えしたいのは、CBDは摂取しすぎることで体に問題が出てくることは基本的にはないということです。
CBDは体の恒常性(ホメオスタシス)を整えるエンドカンナビノイドシステム(ECS)という仕組みに作用することで、健康に良い影響を与えます。人体には自然に生成されるカンナビノイド(内因性カンナビノイド)もあり、CBDの過剰摂取によって体に害を及ぼしたケースはほとんどありません。
CBDは大麻から抽出されることがほとんどなため、同じく危ないものだと思っている方は多くいらっしゃいます。ちなみに、CBDと並んで有名なカンナビノイドであるTHCは、CBDと違って依存性や向精神作用もあり、人体に悪影響がないとは言えません。
CBDの安全性は2017年にWHOも正式な見解で認めており、極めて安全で幅広い容量で忍容性が良好(副作用がほとんどないか、あっても非常に軽い)と報告しています。
また、経口摂取においては1日に1,500mgまでの用量で、中枢神経系への重大な副作用中枢やバイタルサインなどの影響は認められなかったとの研究の発表もあります。
▼参考:カンナビジオールの薬理学と潜在的な治療的役割
Cannabidiol: Pharmacology and potential therapeutic role in epilepsy and other neuropsychiatric disorders
つまり、CBDグミをなんらかの理由によって食べ過ぎてしまっても、体に対して害を及ぼすことは基本的にはないということです。
CBD Daysでは体への悪影響があるのかを詳しく説明した記事もだしているので、まだ心配な方は詳しい説明をよんでみてください。
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日中に食べ過ぎると眠気に襲われる
CBDの安全性が認められている一方、摂取するタイミングや量によっては思っても見なかった影響が出てくることもあります。
よくある症状としては、日中にひどい眠気に襲われてしまったということが挙げられます。
CBDの効果の特徴として「二相性」があります。これは、低用量のときと高用量のときで反対の効果を持つという意味であり、CBDは低用量においては覚醒作用によって目が冴えたり集中できたりしますが、高用量においては抗不安作用やリラックス作用によって眠くなたりします。
集中するためにCBDを取ったのに、眠くなって何もやる気が起きなくなってしまったということもあるので、CBDの摂取量・タイミングには気をつけましょう。
特に、運転前に摂取するのは控えるのが良いでしょう。
翌朝に眠気・だるさが残ることも
夜にCBDグミを食べすぎてしまい、に眠気・だるけが残り二度寝をしてしまったというケースもよくあります。
ECS(エンドカンナビノイドシステム)は食事や睡眠、記憶やリラックスなどの体の基本的な機能を調整する効果があります。CBDを日々の生活に取り入れる人の目的として、睡眠の改善はとても多いです。
CBDは摂取することで、自律神経を整え交感神経ではなく副交感神経を優位にしたり、不安を和らげリラックスさせることで、眠りに入るのを助けたり睡眠の質を良くすることができたりスッキリと目覚めたりすることができます。
しかし、CBDグミを食べすぎてしまうことで、その効果が残ってしまい、朝になっても眠気が取れずに二度寝してしまったという声をいただくことがあります。
自分にとってどのくらいの摂取量が眠りの質、寝起きのスッキリさがよくなるのかを見つけていくことがおすすめです。
CBDグミの使い方おすすめ
CBDを食べ過ぎないために、おすすめのCBDの使い方をご紹介いたします。
取る量:CBDの効き方には個人差がある
まずはどれだけ食べればいいかの目安ですが、CBDの効き方には個人差があるため、絶対にどれくらい食べれば良いということは言うことができないのが正直なところです。
CBDオイルやCBDリキッド/CBDベイプ(CBDを蒸気にして吸入する摂取方法)でもそうですが、少量から試していくことで自分にあった摂取量を見つけ出していくのがCBDの基本です。
CBDグミは1個あたりに含まれているCBDの含有量が決まっているため、スポイトで摂取量を調整するCBDオイルなどとは違って、摂取量の調整がしやすいです。
ちなみに、美味しいということで人気のCBDグミであるHEMP BABYは1個あたり25mgのCBDを含んでいるため、1個食べれば十分CBDの効果が感じられるという方が多いです。人によっては、1個でも多いということもあるとは思うので、1つをハサミで切って半分にしたりなど、調整できるようにするのもおすすめです。
まずは1個食べるのを一週間食べるのを続けてみて、調子次第で半分や四分の一単位で増やしてみてください。
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食べ方:できるだけ舌下に留める
次にCBDグミの食べ方についてです。
CBDグミは舌下摂取と経口摂取の両方で吸収するということはご紹介しましたが、できるだけ舌下に留めてから飲み込むという食べ方がおすすめです。
CBDの摂取方法を比較する方法の1つとしてバイオアベイラビリティというものがあります。これは、摂取したCBDのうちどれだけが体の中で使われるか、つまり吸収率を表す数値です。
体の状態にもよりますが、舌下摂取ではこのバイオアベイラビリティが15~20%程度なのに対し、経口摂取ではバイオアベイラビリティが6%ととても低いです。
つまり、同じCBDの量でも、CBDグミを口の中に留めて舌下摂取によってCBDを吸収したほうが、CBDの効果が大きく感じれるということです。
ふつうのグミを長く口に留めるということはないと思いますが、CBDグミは最低でも1分ほどはゆっくりと舐めて留めておきましょう。
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どこでも食べれるので持ち歩くのもおすすめ
CBDオイルを持ち歩いて人前で使うということに抵抗があるという方は多いと思いますが、CBDグミは固形物で見た目も通常のグミと変わらないため、いつでもどこでも食べれます。
CBDグミを愛用している人には、どこにいくにも小分けにしたCBDグミをチャック付きの袋に入れて持ち歩いて、緊張やストレスや不安を感じる場面に食べるということをしている人もいます。また、コンパクトに持ち歩けるタイプのCBDグミもあるので、そちらを購入するのも良いでしょう。
必要になったときにお手軽に摂取できるのがCBDグミの大きなメリットの1つなので、是非活用してみてください。
人気のCBDグミ:HEMP BABY・CBDfx
最後に、人気のCBDグミを2つご紹介します。
CBD商品は信頼できるブランドを買うべき
その前に、CBD商品を選ぶ際の注意点を解説します。
CBD市場はまだまだ発展途上であり、事業者によっては記載されてあるCBDの含有量を入れてなかったり、日本では違法なTHCが入っていたり、大麻を育てる土壌に含まれる重金属やCBDを抽出する際の有機溶剤が溶け込んでしまっていたりすることがあります。
こういったことがないように、CBD商品を選ぶ際には販売しているブランドが信頼できるかどうかをしっかりと見定める必要があります。
信頼できるかどうかは、webサイトがあるかどうかやCBD製品の第三者機関による成分分析表をだしているか、口コミやレビューはどうか、などで判断することができます。
自分の体に取り入れるCBDだからこそ、安いから選ぶといったように適当に選んでしまうのではなく、信頼ができる安全な製品を選びましょう。
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HEMP BABYは味も効果も良い
1つ目にご紹介するのは、この記事でも度々でてきたアメリカのフロリダ州のブランドであるHempBaby社のCBDグミです。
CBDの含有量は25mg、15mgの2つがあり、5,25,50,100粒と入っている粒数も様々です。
おすすめの理由としては、味・コスパ・安全性どれをとってもピカイチなのです。
オレンジ・グリーンアップル・ストロベリー・ソーダ・レモンという5つの味が均等に入っており、どれを食べても非常に美味しいです。
また、100粒入りの1500mgのものが14,280円で発売されており、1mgあたり10円を切るという高いコスパです。
第三者機関による成分分析表も公開されているため、非常に信頼できるブランドがHempBabyなのです。
CBDfxのCBDグミもおすすめ
2つ目にご紹介するのはCBDfx社のグミです。
ターメリック+スピルリナ味、ミックスベリー味という2つの味で展開されており、1粒あたり25mgのCBDが含まれています。(最近5mgから25mgにCBDの含有量が変更されたみたいです)
個人的には後味にCBDの苦味を感じることもあり、ヘンプベイビーのもののほうが好みではありますが、信頼度的にももう1つのおすすめのCBDグミがこちらのCBDfx社のものです。
まとめ
ここまでCBDグミを食べ過ぎてしまった場合の症状や、CBDグミの食べ方や摂取量、さらには人気のCBDグミを2つご紹介してきました。
はじめてのCBD商品としても人気なCBDグミを是非試してみてください。