CBDの効果を感じられない?原因と対処法を徹底解説

「CBD製品を買ってみたけど効果が感じなくてがっかりした」そんな人に向けて、効果が感じられない原因をCBD製品・摂取方法・使用者自身と3つから解説し、対処法をご紹介します。よりCBDの効果を感じるための使い方も解説しています。

CBDと期待される効果は?

CBDの効果が感じられない原因を見ていく前に、CBDに期待されている効果を紹介します。

私たちの体にはエンドカンナビノイドシステム(ECS)と呼ばれる仕組みが備わっています。このECSは、体全体の機能を密接に関わっており、カンナビノイドが受容体(CB1,CB2)と結合すると、免疫系や神経系などに指示を与えて、体内のホメオスタシス(恒常性)を取り戻す働きをします。

通常であれば、内因性カンナビノイド(エンドカンナビノイド)と呼ばれる、人体で生成されるカンナビノイドがこの役割を担っていますが、ストレスや老化などによってエンドカンナビノイドが少なくなると(カンナビノイド欠乏症)、恒常性を維持できずに健康面の問題が出てきます。

CBDを摂取することで、足りていないカンナビノイドを補充することで、エンドカンナビノイドシステムを活性化し、ホメオスタシスを取り戻す事ができます。なお、カンナビノイド受容体は全身に存在しており、実に様々な症状に効果があります。

現在CBDが効果があると言われている症状には、難病とされているてんかんをはじめ、神経保護や抗不安作用、鎮痛作用、睡眠改善などがあります。

参考:2018年のWHOによるCBD審査報告書

CBD Daysでも、健康に対してどのよな効果が期待されているのかをまとめましたので、自分が悩んでいる症状に効果があるのかをぜひ見てみてください。

関連記事

CBDは健康面へのメリットから注目されていますが、実際に健康にどのような効果があるのでしょうか。CBDについてや期待される効果、CBD商品のリスクについて根拠となる論文付きで解説し、さらにCBD商品の選び方やオススメ商品をご紹介します。[…]

CBDは健康に良い?健康への効果や副作用について解説

CBDはハイになる効果はない

まず、お伝えしたいのは、CBDはハイになる効果はないということです。

CBDが大麻から抽出される成分ということを知り、気分が高揚したりする効果を期待して購入する方がいらっしゃいますが、そのような向精神作用(ハイになる作用・幻覚作用)は一切ありません。

向精神作用があるのは、CBDではなくTHC(テトラヒドロカンナビノール)という別のカンナビノイドであり、この成分は日本では違法であり、日本で購入できる製品に含まれていることはありません。

また、CBDには依存性や中毒性はなく、重大な副作用も殆どないということをWHOが正式な見解でもだしており、安全性も認められています。

一般的な大麻のイメージとCBDのイメージを一緒にせず、ハイになる効果がないということをしっかり理解しましょう。

CBDの効果が感じられない時の原因

それでは本題となるCBDの効果が感じられない時の原因を解説します。大きく分けると、CBD製品自体に問題がある場合・摂取方法に関する場合・個人差や耐性などの使用者に関する場合があります。

記載されているCBDの量が入っていない可能性も

アメリカで販売されているCBD製品のうち約半数が記載のCBDが入っておらず、11%のCBD製品はCBDが全く入っていなかった。

2019年12月にアメリカのカンナビスについてのサイトであるLeaflyでこのような衝撃的な内容が発表されました。

CBDはここ数年で注目を集めている市場であるため、CBD市場はまだまだ発展途上という状態です。そのため、不誠実で悪徳な事業者が存在してしまっています。

もちろん、悪徳な事業者・ブランドばかりではなく、CBDについてしっかりと誠実に向き合っている事業者も多く存在しています。

しかし、こういったニュースもあり、みなさんが試したCBD製品がCBDを含有しているかはその製品のレビューなどで確かめるのか良いでしょう。

信頼できるブランドだと、その製品の成分を分析した結果を載せているので、それを1つの指標とするのがおすすめです。

CBDの摂取量が少なすぎる

CBDを摂取する量が少なすぎると、効果が出ないこともあります。

サプリメントなどでも人によって同じ成分を摂っても効果が異なるのと同じように、CBDは人によって効果の感じ方が違います。

大体1日あたり10mg〜15mg程度の小容量からはじめて、少しずつ増やしていくことで、CBDの効果を感じられる自分にあった摂取量を見つけて行くことが大切です。

また、CBD製品を多く摂っても、経口摂取などの吸収率が低い摂取方法だと、体内に吸収できる量が少なくなってしまいます。

製品や摂取方法によっても適切な摂取量は変わってくるので、濃度や吸収率を考えて、どれだけ摂ればいいかを見つけていきましょう。

摂取方法が間違っている

摂取方法が誤っていることも、よくあるCBDの効果を感じられないという原因の1つです。

CBDには舌下摂取、吸入摂取、経皮摂取、経口摂取といった4つの摂取方法があります。

舌下摂取の主なCBD製品にCBDオイルがありますが、CBDオイルは舌の下に垂らしてから1分ほどは口の中に溜めておく必要があります。その結果、口腔内の毛細血管や粘膜からCBDが余すことなく吸収できるんです。

また、CBDリキッドやCBDベイプと言われるCBD製品では、吸入したあとにしばらく息を止めていく必要があります。肺の中からCBDを吸収するため、だいたい5〜10秒ほどは溜めていないと、CBDの吸収があまりできません。

摂取の仕方が間違っているためにCBDの効果を感じられていない場合のために、CBDの正しい摂取方法を理解しましょう。

関連記事

CBDは摂取方法によって効果の現れ方が変わります。舌下摂取・経口摂取・吸入摂取・局所摂取といった4つの摂取方法ごとに、CBDの効果が出るまでの時間や効果が持続する時間、さらには吸収率をご紹介していきます。CBDは摂取方法によって効き方が[…]

CBDは効果の現れる時間が摂取方法によって違う?効果の発現までと持続時間

もともと健康な人はCBDの効果を感じにくい

CBDがどうして効果があるのかについてはご説明しましたが、この効果はエンドカンナビノイドが欠乏している人(カンナビノイド欠乏症)に対して大麻草由来のカンナビノイドであるCBDが作用してホメオスタシス(恒常性)が整うことで発揮されます。

逆に言うと、カンナビノイド欠乏症ではなく、健康に問題がない人はCBDの効果を感じられない可能性は高いです。

痛みがあったり、炎症を起こしていたり、鬱状態になっていたりと、明確な不調であれば、CBDの効果をより感じられる人も多いです。本記事を書いている私も、CBDによって精神的な不調がかなり改善されました。

しかし、使用した全員がCBDの効果を感じられるというような特性をもった製品ではありません。

ビタミンCや鉄分などの別のサプリメントでも同様だと思いますが、効果が明確にわかるというよりは、徐々に効果があってなんとなく体調が良いといった状態にもっていくのがCBDの役割なため、すでに健康な人には効果を体感できるものではないと考えておくと良いでしょう。

CBDの効果の感じ方には個人差がある

上の話と似たような話にはなりますが、CBDは人によって効果の感じ方が異なります。

その時の体調はもちろんのこと、人それぞれエンドカンナビノイドシステムが異なっているからです。

また、体格によっても必要なCBDの量は変わってきたりもするため、CBD製品は実践しながら、自分にはどういう使い方だとどういう効果がでてくるのかということを、少しずつ把握していくのが良いと考えています。

CBDの効果を期待しすぎてしまっている

CBDにハイになる効果はないということは説明してきました。

しかし、大麻というイメージであったり、もともと不調な人で大きな効果があったということが広がることによって、CBDの効果を期待しすぎている人は多いというのが現状です。

もちろん、睡眠の改善などにも効果があり、CBDによって生活面が改善されたケースは多数あるのですが、それでも期待しすぎることによって実際の体感とギャップが生まれてしまい、CBDを使ったときにがっかりしてしまう人がいます。

CBDの効果について理解を深め、どういう形で体に作用するかを認識することが大切です。

CBDに耐性がついてしまった可能性

CBD製品を買って試した直後には効果を大きく感じていたが、ずっと使っていると効果を感じられなくなってしまったというケースもあります。

一般的に薬には耐性があると言われており、同じ薬を服用し続けているとその変化に対して抵抗性が獲得されて薬効が減弱していったり、最終的にほとんど効かなくなってしまうこともあります。

CBDにおいて耐性がつくという研究結果は出ていないため、現在耐性の有無についてはわかっておりません。(逆に、マウスでの実験では耐性が確認できなかったという研究結果もあります。)

しかし、何回も使っていると、その効果に慣れてしまい、特に変化を感じられなくなってしまったというようなこともあるため、その場合にはしばらくCBDの摂取を控えてみることもCBDの体感のためには良いでしょう。

なお、体感できていなくてもCBDの効果があるという場合も多数あるため、使い続けることで体調を良くしていくのがおすすめではあります。

CBDの効果を感じるための対処法

CBDの効果を感じやすくするための対処法はどのようなものがあるでしょうか。

CBDの摂取量を増やす

1つ目の対処法としては、CBDの摂取量を増やしていくことが挙げられます。

CBDは人それぞれ最適な摂取量が違うということはご説明しましたが、今摂取しているCBDの量では効果が出ていない可能性があります。

CBDは1,500mgという高用量でも重大な副作用がないというWHOもある通り、安全性は高い成分です。もちろん日常的に利用するのであれば、一日あたり10~30mgほどではあると思いますが、少しずつ摂取量を増やしてみても良いかもしれません。

このときに注意するべきことは、少しずつ増やすということです。マイクロドージング(低用量摂取)という考えもあり、体感できていなくても少量でも効果があるのがCBDです。量を増やす際には、少しずつ増やすことで、自分の体調が良い量を見つけていきましょう。

別のCBD製品を試す

使用しているCBD製品の品質がよくないという可能性もあるため、別のメーカー・ブランドのCBD製品を試すこともおすすめです。

CBD製品には、CBD濃度・含有量、CBDの原料のタイプ、CBD以外の成分、摂取方法など、実に多くの考慮するべき点があり、それらが違うとCBDの効果の感じ方が違う可能性もあります。

1つのCBD製品で諦めてしまうのではなく、他のブランドのCBD製品を試してみたり、別の摂取方法によるCBD製品を試してみることで、効果が感じられるか見てみましょう。

ブロードスペクトラムのCBDでアントラージュ効果

CBDにはアントラージュ効果というものがあります。これはCBD以外のカンナビノイドやテルペンと一緒に摂取することで、CBDの効果を感じられやすくなるというようなものです。

CBDの原料の種類には、アイソレートやブロードスペクトラムが日本ではありますが、CBDのみが入っているアイソレートではなく、ブロードスペクトラムのCBDを使ってみることで、CBDの効果が感じられるかもしれません。

CBDの効果をさらに感じるための使い方・摂取方法

最後に、CBDの効果をより感じるためにCBDの使い方や摂取方法についてご説明します。CBDの摂取方法には舌下摂取、吸入摂取、経口摂取、経皮摂取があるので、それぞれで使い方を説明します。

舌下摂取

舌下摂取はCBDオイルを舌の下に垂らして、毛細血管や粘膜からCBDを吸収するというものです。

飲み込んでしまい胃や肝臓を通過してしまう経口摂取よりも吸収率が高いのが舌下摂取であるため、CBDの効果を感じたければ舌の下でしばらくCBDオイルを溜めておくのが良いでしょう。だいたい、1~2分溜めておくのがおすすめです。

関連記事

CBDを「舌下で摂取する」とは?CBDを摂取するにあたり、代表的なものにCBDオイルの製品があります。こちらを使用する時は、CBDオイルを舌に垂らす方法として知られる「舌下(ぜっか)摂取」や、食品に混ぜる経口摂取、その他霧状にし[…]

CBDを舌下摂取?オイルなど商品別に効能を解説

吸入摂取

吸入摂取はCBDを気化して蒸気にして吸い込むことで、肺の毛細血管から吸収するというものです。

吸収率が高く、効果がでるまでの時間が数分と短いのが摂取方法がこの吸入摂取であるため、CBDをの効果を感じやすいのが特徴です。

しかし、吸い込んでからすぐ吐き出してしまえば、CBDは当然吸収することができません。だいたい10秒ほど肺の中に蒸気を溜めておくと、CBDの効果を感じやすいと思います。

関連記事

「CBDは吸うものもあるの?」「もともと煙草・ベイプを吸っていたから吸うタイプのCBDに興味がある」こんな方に吸うタイプのCBDである吸入摂取の特徴や製品の種類、注意点を解説しています。また、CBDの効果を最大限高めるためのポイント[…]

吸うタイプのCBD!吸入摂取の特徴・種類・注意点を解説

経口摂取

経口摂取はお手軽にCBDを摂取することができるもので、CBDグミやCBDキャンディなどがあります。

お手軽な一方で、胃や肝臓を通ってから腸で吸収されるため、CBDの吸収率は最も低い摂取方法なのがこの経口摂取です。

効果の持続時間が長いのはメリットではありますが、経口摂取によってCBDの効果が感じられなかった方は、別の摂取方法に切り替えてみるのをおすすめします。

経皮摂取

経皮摂取はCBDを含んだクリームやバームなどを直接肌に塗る方法です。

問題のある箇所に直接吸収されるため、肌荒れや局所的な痛みには大きな効果を発揮します。

全身に対してのCBDの効果はほとんどないため、問題が合った場合に塗ることでCBDの効果を大きく感じられると思います。

まとめ

CBDを試したけど効果を感じられなかった方のために、CBDの効果を感じられない時の原因と対処方法について見てきました。また、より効果を感じられるためのCBDの摂取方法についてもご説明したので、是非CBDの効果を感じられるように試してみてください。