吸うタイプのCBD!吸入摂取の特徴・種類・注意点を解説

「CBDは吸うものもあるの?」「もともと煙草・ベイプを吸っていたから吸うタイプのCBDに興味がある」

こんな方に吸うタイプのCBDである吸入摂取の特徴や製品の種類、注意点を解説しています。また、CBDの効果を最大限高めるためのポイントも説明しています。

そもそもCBDとは?

そもそもCBDがなんなのか、ご存知でしょうか?

吸うタイプのCBDの特徴や種類について見ていく前に、CBDについてかんたんにおさらいしておきます。もしすでに知ってるということであれば読み飛ばしてもらって構いません。

CBDは大麻から取れる成分

CBD(カンナビジオール)は大麻から取れる成分で、この数年間で一気に注目が集まりました。

どうしてCBDが人気なのかというと、睡眠やリラックスなど多くの効果をCBDがもっていることがわかったからです。

大麻草にはカンナビノイドという酸素・水素・炭素からなる物質が104種類以上存在しており、それぞれが薬理作用をもっていると考えられています。その中でも、CBDは薬理作用が多く重大な副作用もないため、多くの人が生活に取り入れ始めているのです。

その注目度合いは、ゴールドラッシュにならってグリーンラッシュとアメリカで言われているほどです。

CBDの効果とその仕組み

どうしてCBDが多くの効果を持っているかというと、人にはECS(エンドカンナビノイドシステム)という仕組みがあるからなのです。

CBDなどは植物性のカンナビノイドですが、体の中で自然と生成される内因性カンナビノイドというものも存在しています。

通常、内因性カンナビノイドが自然と生成され、体全体にあるカンナビノイド受容体(CB1,CB2)と結合することで、体の中の環境を保つための指示を与えています。その結果、免疫や記憶、睡眠や食事などの機能が調整され、体の恒常性が保たれているのです。

しかし、ストレスや老化によって内因性カンナビノイドが生成されなくなり、カンナビノイド欠乏症になってしまうことがあります。すると、体の恒常性が保たれなくなり、様々な不調が出てきてしまいます。

そこで、CBDをはじめとした植物性のカンナビノイドを摂取することで、ECSを正常化し、様々な症状・疾患に効果があるのです。

睡眠の改善や抗炎症作用、抗不安作用や抗酸化作用、糖尿病や高血圧、てんかん病やパーキンソン病の治療など、実に多くの効果をもっている可能性が示されているので、ぜひ気になる症状がある方は調べてみてください。

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CBDは違法ではない?

「えっ、大麻から取れる成分なの?」

このようにはじめてCBDについて知った方は、このように思う方も多いと想います。また、大麻を吸ってみたいということでCBDに興味を持たれた方も少なからずいらっしゃいます。

しかし、CBDは合法であり、ハイになることはありません

大麻草は大麻取締法という法律で規制されていますが、成熟した茎・種子は規制から除くと記載されています。日本で流通しているCBD製品は基本的に茎と種子から抽出しているため違法ではないのです。

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また、CBDは大麻・マリファナという言葉でイメージするような、ハイになったり幻覚をみたりする向精神作用はありません。CBDでキマるというように勘違いし、使ってからがっかりするというような方もいますが、そもそもCBDはそのような成分はないのです。

ちなみに、大麻のハイになる作用はTHC(テトラヒドロカンナビノール)という成分が理由であり、THCは検出されると違法になるので十分気をつけてください。

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吸うCBD、吸入摂取とは?

そんなCBDですが、多くの製品のタイプが販売されており、4つの摂取方法があります。摂取方法によって、効果が現れるまでの時間・効果が持続する時間・バイオアベイラビリティ(吸収率)が異なります

吸入摂取(吸うタイプの摂取方法)の特徴

吸入摂取とは、CBDを含んだ煙や水蒸気を吸い込み、肺からCBDを吸収する摂取方法です。肺には透過性があるため、吸い込んだCBDは肺に張り巡らされた毛細血管から血中に入り、全身を巡るのです。

吸入摂取の最大の特徴として、効果が出るまで短く即効性があることが挙げられます

他の摂取方法とは違い、吸い込んでからすぐに血中に取り込まれるので、全身を巡るまでの過程が非常に短いことから、即効性があります。たった2,3分でCBDの効果が現れはじめ、30分程度で効果がピークに至ります。

また、摂取したCBDがどれだけ体内で使われるかを示すバイオアベイラビリティ(吸収率)も他の摂取方法と比べて高く、35%ほどが吸収されるといわれています。

吸入摂取のデメリットとしては、すぐに血中で吸収されて作用するため、効果が持続する時間は2〜4時間と他の摂取方法と比べると短くなってしまうことがあります。また、人によっては蒸気を吸い込むのに抵抗があるというかもいるかも知れません。

吸入摂取以外のCBDの摂取方法

吸入摂取以外の摂取方法に関してもかんたんにご紹介しておきます。

舌下摂取

舌下摂取はCBDオイルなどを舌の下に垂らし、舌下の毛細血管からCBDを吸収する方法です。吸収率・効果が出るまで・持続する時間の3つのバランスがよく日常的に使っている人も多いです。

吸入摂取と並んでCBDの代表的な摂取方法ですが、その見た目から外での利用は躊躇ってしまう方も多いです。

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経口摂取

経口摂取はCBDグミやキャンディが代表的ですが、CBDを食べることで消化管から吸収する方法です。CBDが全身を循環するまえに肝臓を通ることでおきる初回通過効果というものによって吸収率は低いですが、効果は6〜8時間と長続きするのが経口摂取です。

味も美味しく、お手軽にCBDを摂取できることからも最近人気になってきました。

経皮摂取・局所摂取

経皮摂取・局所摂取は直接肌に塗布することでCBDを吸収する方法です。痛む箇所やニキビなどの炎症を起こしている箇所に直接塗ることで、肌にあるCB2と結合して、炎症を抑えてくれたり抗酸化作用をもたらしてくれたりします。

CBDクリームやロールオン、CBDバームなどが人気の商品です。

このように、摂取方法によってそれぞれ特徴があるため、こういった悩みのときにはこの摂取方法にするといった形で、時と場合に合わせて選んでいけるのがおすすめです。

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吸入摂取のCBD製品の種類

CBDを吸うタイプ、吸入摂取について説明したので、実際にどのような商品が販売されているのかを紹介していきます。

CBDベイプペン

CBDベイプペンは吸うタイプのCBD製品の中で最も初心者向けなのがCBDベイプペンです。

バッテリー(加熱部分)も内蔵されているため、買ったらそのまま吸うことができるのでお手軽な製品です。

しかし、CBD製品で大切となるCBDの含有量は30mgと少なく、だいたい150パフ(吸える回数)くらいです。値段はだいたい3,000円程度のものが多いため、CBD1mgあたり100円とコスパはどうしてもよくないです。(相場は1mgあたり10~30円ほど)

最初から高い製品を買うのは気がひけるので、まずは試してみたいという方にはおすすめです。

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CBDPen

CBDリキッド

CBDリキッドは自分でCBDを含んだリキッドをデバイスに補充して使うCBD製品です。

通常のベイプを持っている方はイメージしやすいと思いますが、そのCBDが入ったものという形です。だいたいPG(プロピレングリコール)とVG(ベジタブルグリセリン)というものに溶けていることが多いです。

大体CBD濃度は5~10%のものが多く、ベイプペンよりは断然コスパが良いのこのCBDリキッドです。補充して使うため、何回も買いに行かなくていいということもおすすめの理由です。

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CBDカートリッジ

CBDカートリッジはCBDリキッドが含まれたカートリッジを買って使うCBD製品です。

中身はCBDリキッドと同じですが、CBD濃度が30%のものから85%のものまで高濃度が多いのが特徴です。(リキッドは用量が多いため値段の観点からそこまで高濃度にしている商品が少ないのです)

2,000円程度のバッテリーを一度買えば、あとはカートリッジを買えばいいので、リキッドと同じくベイプペンよりコスパは断然良いです。

カートリッジを何個も買って色々試したい、高濃度のCBDを楽しみたいという方にはおすすめです。

CBDワックス

CBDは特に高濃度のCBD製品です。だいたい固形や粘度が高い液体になっており、90%程度の濃度が多いです。

高濃度な分CBDの効果を一気に感じれるという面は非常におすすめです。

CBDワックスは専門のアトマイザー(加熱するデバイス)が必要で値段もかなり高いものが多いので、まずはペン・カートリッジ・リキッド等で試し、CBDを気に入ったら試してみるというのもおすすめです。

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ぜひ吸うタイプのCBD製品を色々試してみてください。

特にベイプペン、リキッド、カートリッジは多くのフレーバーが発売されているので、色々買ってみて好みのものを見つけていくのもおすすめです。

吸うタイプのCBDの注意点

最後に吸うタイプのCBDの注意点を紹介して本記事を終わりたいと思います。

はじめて吸うとむせる可能性が高い

吸うタイプのCBDははじめて吸った場合にはむせる可能性が高いです。これは、ピリピリする成分が含まれていることと、蒸気に慣れていないことが理由としてあります。

七味唐辛子には麻の種子が含まれていることはご存知でしょうか?大麻草にはそのようなピリピリする成分が含まれており、その成分によって喉がピリピリしてむせることが頻繁におきます。

特に、有名CBDブランドであるファーマヘンプのCBDカートリッジは吸ったときに喉がピリピリした感覚がすごいと想います。

また、デバイスの設定温度が高すぎて煙が熱を持っている場合や、吸いすぎてしまっている場合もあります。

慣れていけばむせることは少なくなってくるとは思いますが、最初に吸ったときには気をつけてください。

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吸入摂取の使い方のポイント:肺に留める

吸入摂取ではCBDの蒸気を吸い込み肺から吸収します。

すぐに吸い込んだ蒸気を吐き出してしまうと、CBDが十分に吸収されません。

そのため、吸い込んだあとは最低でも5秒ほどは息を止めてください。そして鼻から吐き出すことで、鼻の粘膜からもCBDが吸収されるため、CBDの効果が最大限高まります

息を吐き出したときに蒸気がほとんどないという状態が理想です。

息を止めるというのは慣れていない方には難しいかもしれませんが、CBDの効果を感じるためにもぜひ試して見てください。

吸入摂取が合わないときには他の摂取方法もおすすめ

CBDは摂取方法や製品によって、合わないなということもあります。吸入摂取だとCBDの効果を感じられないしずっとむせてしまうということもあります。

即効性が高く急な痛みや不安に対して抜群の効果を発揮する吸うタイプのCBDですが、合わなかった場合には他の摂取方法もおすすめです。

CBDオイルも15〜30分で効果が現れはじめますし、CBDグミなどは効果がとても長く持続します。

自分にあったCBD製品を見つけていくことが大切です。

まとめ

本記事では吸うタイプのCBDについて詳しく説明しました。他の摂取方法と比べて吸入摂取がどのような特徴をもっているのか、吸うCBDにはどのような種類があるのかについてわかってもらえたかと思います。

ぜひ即効性・吸収率が高い吸入摂取を試してみてください。