CBDリキッドの効果・効能を徹底解説!吸うときの注意点や副作用まで

CBDリキッドに興味がある方に向けて、CBDリキッドがどういう効果・効能があるのかを解説しています。初めてのかたのために、CBDやTHC、大麻やマリファナやヘンプといった言葉や、どう吸うのが良いのか、副作用や注意点についてもご説明します。

CBDとは?THC・大麻との違いや関係性

CBDリキッドの詳しい説明をする前に、CBDがどういったものなのか、THCや大麻という関係のある用語も交えて解説します。

CBDはカンナビノイドの一種

CBDの正式名称はカンナビジオール(Cannabidiol)であり、大麻に含まれる化学物質の総称であるカンナビノイドの一種です。カンナビノイドは104種類確認されており、その中でもCBDはその薬理作用の高さやハイになる作用がないことから、最も注目を集めているカンナビノイドの1つです。

大麻・大麻草・麻・ヘンプ・マリファナ

麻と聞くと衣類に使われていたり、麻の実として七味唐辛子として入っていたりと、身近なイメージがありますが、大麻やマリファナと聞くとなにか危ないものなのかなというイメージを持っていらっしゃる方も多いと思います。

しかし、植物学的には麻・大麻・大麻草・ヘンプ・マリファナは全て同じものを指しているのです。

麻といってもかなりの数の種類があり、CBDやTHCといったカンナビノイドがどれだけ含まれているかによって呼び方が変わってきたり、どういう場面で使うかによって変わってきたりします。

例えば、THCというカンナビノイドを0.3%以下の麻の品種を「ヘンプ」と呼んだり、大麻を取り締まる大麻取締法では大麻草の成熟した茎・種子以外のことを「大麻」と呼んでいたりします。

その言葉が持っているイメージに左右されるのではなく、どういう意味でその単語を使っており、どういう成分が入っているのかに注目することが、CBDについて見ていくときには重要です。

THCは違法だがCBDは合法

本記事で「THC」というカンナビノイドが何回か出てきましたが、これもカンナビノイドの一種です。しかし、CBDとTHCは法律面でも効果面でも違う部分が大きいのでご説明します。

まず法律ですが、CBDは法律で規制されていませんが、THCは法律で規制されています。

大麻取締法では、成熟した茎や種子及びその製品を除くと記載があり、日本で流通しているCBD製品は基本的には大麻取締法に則っています。

また、THCは向精神作用(いわゆるハイになる作用)があり、麻薬及び向精神薬取締法という法律によって成分自体が規制されているため、少しでも検出されたら違法となってしまいます。

大麻取締法では、大麻取扱者以外が大麻を所持したり、栽培したりすることはできないです。大麻取扱者は繊維を採取する目的で大麻草を栽培する大麻栽培者や大麻研究者にしか認められないので、CBDは基本的に海外から輸入されています。

この際、海外との法律の違いから、THCが入っているCBD製品が流通してしまうことも残念ながらあるので、十分に違法な成分であるTHCには気をつけてください。

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CBDリキッドの効果とは?

CBDリキッドを使用した場合どのような効果・効能があるのでしょうか?また、どうしてCBDが健康への効果があるのでしょうか?

CBDの効果の仕組み:エンドカンナビノイドシステム

まずはCBDリキッドに限らず、CBDにどのような効果が期待されているか仕組みを含めてご説明します。

人間の体にはエンドカンナビノイドシステム(ECS)という仕組みが備わっています。この仕組みは食事や睡眠、免疫機能や感情、リラックスや記憶など、生きる上で必要な機能を調整することで、体内の恒常性を保つ役割を担っています。

ちなみに、人間だけではなく、哺乳類や鳥類、さらには魚類や爬虫類、両生類など幅広い動物でエンドカンナビノイドシステムがあるということが示されています。

エンドカンナビノイド(内因性カンナビノイド)とは、体内で自然と生成するカンナビノイドのことであり、アナンダミドや2-AGというエンドカンナビノイドが今までに発見されています。

これらの内因性カンナビノイドが全身にあるカンナビノイド受容体と結合することで、細胞に調整するための具体的な指示をします。

例えば、腸内の炎症を抑えたり、痛みを和らげるというような指示を与えることで、体内のホメオスタシス(恒常性)を保とうとするのです。

CBDは大麻草に含まれる植物性のカンナビノイドの一種ということは説明してきましたが、体内で自然と生成される内因性カンナビノイドと似たように働きます。

内因性カンナビノイドは、強いストレスや栄養障害などの影響で欠乏してしまうことがあります。この状態をカンナビノイド欠乏症と言いますが、CBDなどの植物由来のカンナビノイドを摂取することで、エンドカンナビノイドシステムの働きを正常化し、健康に対する様々な効果が出てくるのです。

CBDリキッドに期待される効果

CBDがどうして体に効果があるのかがわかったところで、具体的なCBDリキッドのの効果を紹介していきます。

依存症への効果・禁煙

CBDは様々な神経伝達物質と関わりがあり、その影響で依存症に対しても効果があると言われています。

CBDリキッドに興味を持った理由として禁煙ができると聞いたからという方もいると思いますが、CBDはニコチン依存に対して有効であるという研究が出ています。

2013年にロンドン大学から発表された内容では、たばこを吸いたくなったときにCBDを吸入してもらった結果、喫煙量が40%減少し、CBDやエンドカンナビノイドシステムがニコチン中毒の効果的な治療法であるという可能性を示しました。

参考:Cannabidiol reduces cigarette consumption in tobacco smokers: Preliminary findings

CBD Days編集部にもCBDリキッドで禁煙できた人もいるので、禁煙のためのアイテムを探している方は試してみても良いかもしれません。

不眠症の緩和

CBDは不眠症・睡眠障害にも有効であると考えられています。

不眠症には、強いストレスといった心理的な原因が1つとして挙げられますが、CBDには不安を和らげリラックスする効果があると言われています。これは、CBDがセロトニン受容体に働きかけ、脳内のセロトニンの利用率を上げることが理由です。

CBDの摂取理由として睡眠改善は常に上位にある通り、CBDによって睡眠の質がよくなったという声は大きいので、不眠症や睡眠の質に悩んでいる方はCBDリキッドやCBDオイルを試してみるのが良いでしょう。

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神経保護作用

CBDには神経保護作用があります。例えば、お酒の飲み過ぎによる神経細胞の変性には、CBDが神経細胞を保護することが研究により示されています。

パーキンソン病とは、脳の運動機能を司る部分で神経細胞が変性してしまう難病ですが、CBDはパーキンソン病にも症状緩和に対して有望ということが示されています。

CBDに期待される効果は他にもたくさん

他にも、CBDによって改善される症状や期待される効果はたくさんあります。

抗炎症作用・痛みの緩和

CBDは強い抗炎症作用があると言われています。例えば皮膚炎の一種であるニキビに効果があったり、関節炎などに効果があります。

炎症とは体を守るための防御反応ですが、感染や怪我や病気によって引き起こされ、痛みが伴ってきたりします。本来、炎症は正常な反応なのですが、異常がなくても防御反応が起きてしまうのが慢性炎症であり、その炎症を正常に戻す働きをECSがします。

また、痛みを緩和する効果もあり、悩む人がとても多い片頭痛や生理痛などにも効果があると言われています。

これらはカンナビノイド受容体のCB1が中枢神経系にあり痛みを抑え、免疫細胞に存在するCB2と結合し免疫作用を正常化することによって起こるのです。

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抗不安作用・鬱病への効果

CBDはセロトニン受容体やGABA受容体などの神経伝達物質の受容体に働きかけます。特にセロトニン受容体には、鬱病に対して処方されるSSRIと同じ機序で作用するので、鬱病の新しい治療方法として可能性があります。

日常的なストレスを感じたときにCBDを摂取すると落ち着くというような使い方も多くされているので、是非強いストレスを感じている方は試してみてください。

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CBDはエンドカンナビノイドシステムを通じて、もっと多くの症状に対しても効果があるので、気になる症状に対して有効であるのかを調べてください。

CBDリキッドはどんな人・どんな時に向いてる?

様々な効果があるCBDリキッドですが、どんな人どんな時に向いているのでしょうか?摂取方法の特徴からご説明します。

CBDには摂取方法が4種類ある

CBDの摂取方法には舌下摂取、経皮摂取、経口摂取、そしてCBDリキッドなどの吸入摂取があります。

  • 舌下摂取:CBDオイルなどを舌の下に垂らし、口腔内の粘液や舌の下にある毛細血管からCBDを吸収する摂取方法
  • 経皮摂取:CBDクリームなどを皮膚に直接塗る摂取方法
  • 経口摂取:CBDグミなどの食品を食べて胃や肝臓を通って腸で吸収する方法
  • 吸入摂取:CBDリキッドなど、CBDを熱し蒸気にして吸入し肺の毛細血管から吸収する方法

それぞれの摂取方法を理解すると、症状にあったCBDの摂取をできます。

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CBDリキッド(吸入摂取)の特徴

CBDリキッドは吸入摂取によってCBDを吸収しますが、その最大の特徴はなんといっても吸収率の高さと効果がでるまでの時間です。

CBDの摂取方法の比較の仕方としてバイオアベイラビリティというものがあります。これは、摂取したCBDのうちどれだけの割合が体内で使うことができるか、つまり吸収率を表すものです。

CBDリキッドなどの吸入摂取ではこのバイオアベイラビリティが17〜44%と他の摂取方法よりも高いです。これは肺が透過性を持っているためです。よって、CBDを効率よく吸収することができるのです。

また、吸入摂取は効果が現れるまで、2〜15分ととても短いです。そのため、急なストレスであったり、頭痛といったすぐにCBDの効果が出てほしい症状に対して非常に有効です。

吸入摂取の特徴や製品の種類はこちらでも解説しています。

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気になるCBDの副作用や注意点

最後にCBDの気になる副作用や注意点について解説します。

CBDは安全性が高い

CBDは安全性が高い成分であるため、重大な副作用はありません。その安全性はWHOが正式に見解を示しているほどです。

大麻ということから、危ないという想像をしている方もいますが、ハイになる向精神作用もなければ乱用の可能性もなく、依存性もないと言われています。

研究によると、一日に1,500mgというかなりの高用量(日常的に使う際にここまでのCBDを摂取することはありません)でも、有害性は確認できなかったとの報告もありました。

しかし、CBDは血中に入り込むため、他の薬などと一緒に摂取すると薬物相互作用によって副作用がでることもあります。

もし、使用して体調が悪くなった場合には、使用をやめてください。

悪質なCBD製品に注意

CBDは安全な成分である一方、CBD製品自体が安全であるとは言い切れません

CBDリキッドはCBDのVG(ベジタブルグリセリン)やPG(プロピレングリコール)に溶かしているのが一般的であり、それ以外にもフレーバーを良くしたり効果を上げるために香料やテルペンなど別の成分を入れていることも多いです。その成分が安全であるかどうかがわからないのです。

また、大麻は土壌の有害な重金属を吸い上げやすかったり、CBD製品に有機溶剤が混ざっているものもあり、それらが有害となってしまうこともあります。

CBD製品を買う際には、CBD事業者が信頼できるブランドなのか、成分分析表を公表しているのかなどをチェックしてみるのが良いでしょう。

最後に

本記事では法律や安全性や副作用などのCBDの基本的な情報や、CBDリキッドに期待される効果を中心にご紹介しました。

CBDリキッドのおかげで悩んでいた症状がなくなったという声はたくさんあるので、注意するべきことはしっかりと注意し、あなたにあったCBDリキッドを選んで見てください。