CBDの効果を感じない?情報を正しく理解して素敵な生活を!

CBD商品を実際使用してみたけど、効果を感じない。

このような声はしばしば頂きます。

これは、CBDの実際の効果よりも、過剰に期待されていたり、商品側に問題があったりなど、いくつか原因が考えられます

この記事では、CBDについて知っておいてほしいこと、また効果を感じない原因や対処法などをいくつかご紹介します。

CBDの効果を感じない?その理由とは

CBDは、ここ数年でその認知が広がり、試す方の数は急増しました。

その中では、CBDの効果を感じて継続的に使用する方もいれば、どのような作用があるのか分からず、効果を感じないものとネガティブにとらえてやめる方など、様々です。

効果を感じないと思う多きな理由の1つに、CBDについて正しく理解をしていない状態で使用することが挙げられます。

例えば、「CBDを使ってもハイにならなかった」という声があります。

しかしこれは、CBDについての知識があればこの考えは少し変化すると思います。

これはただの一例に過ぎませんが、CBDは未だ他のサプリメントなどと比較しても高価な商品であるからこそ、使用前に正しい理解をすることが大切です。

また、本メディアでは、CBDに関する様々な知見を公開しているので、興味があるものがあればそれも合わせて御覧ください。

ではまず、先程例で挙げた”ハイになるか”という点について、軽く解説します。

前提:ハイになる/キマる効果はない

この「ハイになる/キマる効果はない」という考えを知っておくことは、CBDを取り入れた商品を扱う上では大切です。

CBDは大麻由来の成分であることをお聞きした方は、その理解から大麻のイメージでもつ高揚感やハイになる効果があると想像することがあると思います。

ただし、この向精神作用の要因は、CBDによるものではなくTHC(テトラヒドロカンナビノール)と呼ばれる別の成分によるものであることが分かっています。

ここで成分の名前がいくつか出てきたので整理させて頂きます。

大麻草には、カンナビノイドと呼ばれる生理活性物質があります。

このカンナビノイドとは、化合物の総称を指しており、カンナビノイドの中に化学式は一緒ではあるが構造式が異なるものが100種類以上あると言われています。

その中に例えばCBDやTHCがある、というようになっています。

カンナビノイドは私達の体内に入ることで何らかの作用を起こしますが、構造式が異なるためその作用の仕方が異なることが分かっています。

さきほどTHCには向精神作用があるといいましたが、一方でCBDにはそのような作用は見られず、いわゆるハイになるような効果はないと言われています。

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ただ、CBDは向精神作用は見られないが私達の心身のバランスを整える効果があることが分かってきており、医療分野や美容領域において注目が集まっています。

その期待される効果についての正しい理解が必要になってきますが、まずその前にCBDが私達の身体にどのように効果をもたらすとされているのか、そのメカニズムについて解説します。

CBDは私達にどのように作用する?

ここでは、CBDの作用のメカニズムを見ていきます。

いくつかはじめて聞く言葉も出てくると思いますが、なんとなくそのような言葉があることを理解しておくと良いと思います。

身体調整機能ECSについて

ヒトを含むすべての哺乳類には、ECS(エンド・カンナビノイド・システム)と呼ばれる、身体調整機能があります。

これは、“アナンダミド”と“2-AG”が代表的な内因性カンナビノイドと、その受容体であるCB1受容体とCB2受容体とで構成されており、恒常性(ホメオスタシス)をサポートする機能に近しいとされています。

恒常性とは、生物の授業で習った方もいると思いますが、身体の状態を一定に保とうとする働きのことであり、自律神経系や免疫系、また各細胞やホルモンなどが関わっており、ホメオスタシスを保つために身体の各機能が働いています。

例えば、体温が高まったら汗をかくことで体温を放出し調整する、このような機能を担っています。

このECSは、外部からのストレス負荷や、加齢による老化などでその機能が衰退したりカンナビノイドが欠乏したりすると言われています。

CBDはECSをサポートする働きがある

CBDは、植物性カンナビノイドとして体内に取り入れることで、CB1受容体やCB2受容体に直接的または間接的に作用したり、内因性カンナビノイドの吸収を抑制することで、体内のカンナビノイドを活性化し受容体に作用させる働きをサポートするなどして、ECSをサポートすることが分かっています。

なので、CBDを体内に取り入れることで、心身のバランスが乱れていた箇所を整える働きや、何らかの症状を抱えた部分を改善させる働きがあると言われています。

THCは、受容体に作用する時に、中枢神経に分布する受容体に直接作用することで、向精神作用を引き起こすとされていますが、CBDはこの作用が異なるために、違った作用を起こすとされています。

CBDの期待効果とは

THCを含むカンナビノイド自体、様々な歴史背景があり、研究が進められているのは比較的最近になってからです。

なので、確定的な効果などをお伝えすることが難しいですが、世界中で確認されている事例の中で、特に私達の多くが抱える症状について、CBDが効果的であるとされたもののいくつかをご紹介します。

  • リラックス効果によりストレス解消/うつ病改善
  • 抗不安作用等により不眠症改善
  • ニキビやアトピーなどの肌の炎症に作用
  • 偏頭痛や肩こりなどの痛みの緩和
  • 糖尿病や肥満などの生活習慣病の改善
  • 癌やてんかんの治療
  • アルコールやニコチンといった依存症の抑制

これ以外にも、多くの効果が挙がってきており、現在臨床試験や動物実験などが行われ論文の数も非常に多くなっています。

医療分野・美容分野など、幅広い領域で今後の活躍が期待されています。

CBDの効果を得られない原因はいくつかある

ここまで、CBDがどのようにして私達の身体に作用するのか、また具体的な効果などについてみていきました。

そんなCBDの効果を感じられない方へ、いくつか考えられる原因を解説していきます。

ECSがすでに正常

1つ目の大きな理由として、健康体の方はそもそもCBDの効果を感じにくいことが挙げられます。

先程、ECSについて触れましたが、CBDは主に心身が抱えるマイナスな側面を改善させるという効果が期待されているので、すでに自律神経がしっかり整っている、睡眠も十分に取れている、また生活習慣に課題はない、という方は、そもそも効果を感じにくいかもしれません。

ただ、そんな健康体の方でも、健康体の維持のために使用することは、効果を感じにくいかもしれませんが有効であるといえるでしょう。

販売されているサプリメントと同じように考えて、それ自体が効果を体感できるとはいえないが、体内に取り入れるとプラスのもの、そのような考えが良いと思います。

そもそもCBDが含まれていない可能性

CBDが含まれていない、悪質な商品も中には紛れている可能性があります

CBDの市場はまだ確立されたものではなく、市場が大きくなっている段階です。

購買意欲が高い方も多い一方、市場として整っていないため、悪質な業者が存在しているのは一定考えられます。

実際に成分が含まれていなかったり、法律で禁止されている成分が混入していたことで摘発されたという事例もあります。

過剰な広告などに惑わされることなく、口コミなどの情報を入手して、適切だと思う販売元から購入するようにしましょう。

自分に適した量ではなかった

CBD商品を購入するにあたり、各商品には含有量や濃度などが記載されていますが、実際どれが良いのか分からずなんとなく購入する、という状況を経験した方もいると思います。

ここでお伝えしたいのは、「人によって適量(効果を感じられる量)は異なる」ということです。

少量でも効果を体感できる方もいれば、一定の含有量でないと効果を感じられないという方など様々です。

ただ考慮すべきことは、量に比例して効果を感じられるものではないことです。

一般的に、含有量が高いほど体内に入る成分量が多いため効果を感じやすいと思われるかもしれません。

しかし実際はそういうわけではなく、少量の段階では量に比例して効果を感じやすくなりますが、一定の量をすぎるとむしろ効果を感じにくくなる、という山の曲線を描くことが、研究を通して分かっています。

なので、自分に適した含有量は変化してくることと含有量に比例して効果を感じられるわけではないことを認識した上で、商品を検討することが大切です。

なお、一般的にCBDの含有量に比例して価格設定されているので、最初は少量から試してみると良いと思います。

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また1つ補足すると、CBDを抽出する過程においていくつかの方法があり、それによって効果の体感が変わってくると言われています。

抽出方法としては、「アイソレート」「フルスペクトラム」「ブロードスペクトラム」などがあり、それぞれメリットはあります。

具体的な抽出方法としては、アイソレートはカンナビノイドの中でもCBDのみを抽出したもの、フルスペクトラムはカンナビノイドすべてを含んだ状態で抽出したもの、ブロードスペクトラムはフルスペクトラムのなかでもTHCを除いた状態にしたもの、となっています。

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効果を感じやすいものとしては、フルスペクトラム/ブロードスペクトラムであり、これは複数のカンナビノイドが相乗効果をすることで効果を体感しやすくなるという「アントラージュ効果」と呼ばれる現象があるからです。

なので、商品を選ぶ際に体感を少し気にする方はブロードスペクトラムを選択すると良いと思います(フルスペクトラムはTHCが入っている可能性があるためオススメしません)。

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摂取効率の問題かも

CBDの商品はいくつかの摂取方法がありますが、それぞれ体内への取り入れ方が異なるため、摂取した量に対して血中にまわる量である吸収率などが変わってきます。

例えば、消化器官から吸収していくものや舌下から吸収するものなどでは、同じ含有量であった場合、血中にまわる量は変化していきます。

効果を感じにくい方は、できるだけ吸収率が高いものを試してみたりしてもよいかもしれません。

ここで、それぞれの摂取方法に対する利点などについて見ていきましょう。

他の摂取方法を試してみる

CBDの摂取方法はいくつかあり、それぞれによって効果の体感なども含めいくつか変わってきます。

ここでは、摂取方法別に解説していきます。

舌下摂取

舌下にCBDオイルなどを垂らすことで、舌下にある血管から血液内へと届けていく、舌下摂取と呼ばれる方法があります。

吸収率は20-35%といわれており比較的に高く、摂取してから約30分-1時間で効果を実感される方が多いです。

寝る1時間前などに摂取することで、睡眠を取りやすくなったりする効果が期待できます。

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吸入摂取

CBDリキッドを、ベイプなどを用いて水蒸気を吸引する方法もあります。

これは、肺にある血管から吸収され、全身に回っていきます。

吸収率が40-60%と高く、摂取してから5-10分で効果を感じる方もいるので即効性が高いことが利点として挙げられます。

禁煙目的で使用される方や、気分転換などのアイテムとしての使用している方が多いです。

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経口摂取

CBDの商品としては、グミ・ガム・チョコレート・キャンディ・コーヒーなど、手軽な食品として販売されているものもあります。

吸収率はそこまで高くないので、他の商品とくらべて効果を感じにくいかもしれませんが、普段持ち歩くことができ、気軽に生活に取り入れられることが良いと思います。

また中には効果を感じやすいグミなども存在しているので、口コミ等も参考にしてみてください。

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経皮摂取

CBDクリームロールオンなど、肌に塗布するタイプの商品もあります。

これは、ニキビや湿疹などの肌荒れや、筋肉痛・腰痛・肩こりなどの痛みに対して作用します。

体内に取り込むというより、局所的な作用を目的としていることから、具体的な症状が現れている時は試してみると良いと思います。

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CBD商品と正しく向き合うために

CBDを取り入れた商品は、決して安いわけではないので、その効果が効かないとなるとネガティブな感情になってしまうこともあると思います。

ただ、効果を感じないと思う方であっても、継続して使用することで”なんとなくバランスが整う”,”なんとなく目覚めが良い”そのような感覚になるかもしれません。

大切なことは、過剰な広告などに引っ張られるのではなく、CBDはサプリメントのような立ち位置にあり、体感が強く感じるものではないとあらかじめ捉えておくことだと思います(もちろん、急に眠気が出たり睡眠が深くなったりはあります)。

そのような状態で、自分に合った商品を見つけ、素敵な生活を送っていただければと思います。

最近では、タバコやお酒といった嗜好品の代替物としてもCBDの商品は注目されており、いわゆる”チル’領域にも現れてきたCBD、今後医療や美容といった領域ではもちろん、そのような新しい領域においても動向が注目されています。

まとめ

ここまで、CBDの効果について気になる方やその効果を感じないと思う方へ、期待効果と感じない理由などを解説していきました。

CBDに対して、少しでも肯定的に捉えるきっかけになってもらえれば幸いです。