CBDの種類一覧!CBDの原料と製品の種類について紹介

CBDといっても様々な種類があることをご存知でしょうか。CBDアイソレートやブロードスペクトラムのCBD、フルスペクトラムのCBDといったCBDの原料タイプの種類について解説し、CBD製品の種類について使い方別にご紹介します。

CBDとは?

まずはCBDについて改めてご説明します。基本的な情報は知っている情報も多いかとは思いますが、種類の説明をする前に重要となるCBDについての説明をします。

CBDはカンナビノイドの一種

CBD(正式名称:カンナビジオール、Cannabidiol)は、健康に対して様々なメリットがあるということでアメリカやヨーロッパなど、様々な国で注目されている成分です。

CBDは麻から抽出されるカンナビノイドという物質の一種であり、カンナビノイドは100種類以上確認されています。CBD以外にも、多くの種類があるカンナビノイドは良い効果をもたらすものもあり、数多くの研究が進められています。

▽参考:カンナビノイド(Cannabinoids)について

人体には、環境によらず体内を一定に保つために食事や睡眠などの機能を調整するエンドカンナビノイドシステムという仕組みが備わっています。

CBDやカンナビノイドは、そのエンドカンナビノイドシステムを活性化させることで、老化やストレスなどによって崩されてしまっていた体の機能のバランスを整え、体に良い影響を与えるのです。

CBDが実際にどのような効果があるのかについて、こちらで解説もしているので、みなさんが悩んでいる症状に効果があるのかを調べてみてください。

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CBDは法律で規制されていない

CBDは大麻(麻、大麻草も同じ植物のことです)から抽出されます。

「大麻?違法なんじゃないの?」

大麻という言葉のイメージから、そのように思われる方もいらっしゃると思いますので、大麻を取り締まっている法律である大麻取締法を見ていきましょう。

「この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。」

引用元:大麻取締法 | e-Gov法令検索

大麻取締法の第一条にはこのように記載されています。つまり、成熟した大麻草の茎や種子から抽出されたCBDの製品であれば、大麻取締法で規制されることはないということです。

また、THCというカンナビノイドは別の法律で規制されていることも注意が必要です。

CBDの原料のタイプにはいくつかの種類があるため、どんな種類があるのかを理解することで、安全にCBDを使っていきましょう。

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CBDの原料の種類

CBDやCBDの規制についてわかったところで、実際にCBDの原料の種類についてご紹介します。CBD以外にどのような成分が含まれているのか、価格はどうなのか、効果はどうなのかといった面からご説明します。

CBDアイソレート

CBDの製品の中で価格面からよく使われているのがアイソレートと呼ばれるタイプのCBDです。

プロテインなどでもアイソレートという言葉は聞くことがあるかもしれませんが、アイソレートとは英語で「単離」「分離」などの意味を持っています。

つまり、CBDアイソレートとはCBDが単離されており、CBDアイソレートと呼ばれるCBD以外のカンナビノイドは含まれておりません。

CBDクリスタル、CBDクリスタルパウダーなどいう呼び名で売られているCBDアイソレートは、成分の99%がCBDになります。

純度が高いということで、高いのではないかと思う方もいると思いますが、効果面や抽出方法の面から、これから紹介する2つの商品よりも価格が安いのがCBDアイソレートです。

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フルスペクトラムのCBD

フルスペクトラムのCBDは効果をすごい感じられるという名目で売られているCBDの原料のタイプです。

フルスペクトラムとは英語では「全範囲」「全領域」といった意味を持っています。

つまり、フルスペクトラムのCBDには、CBDはもちろん、CBNやTHCなどの100種類以上あるカンナビノイドなどの大麻草の全ての成分が含まれています。

しかし、フルスペクトラムのCBDは日本では違法です。麻薬及び向精神薬取締法という法律で、THC(テトラヒドロカンナビノール)というCBDに並んで有名なカンナビノイドの一種が規制されているからです。化学合成によってできたものか、大麻草の種や茎から抽出されたものか判別できないため、THCを含んでいる製品は日本では規制されるので注意してください。

フルスペクトラムのCBDによって作られたCBD製品が楽天市場などでは売られています。これは日本の法律と海外の法律が違うことや、CBD市場がまだ成熟していないということが関係しています。安全・法律の観点から、売られていてもフルスペクトラムのCBD製品は買わないことをおすすめします。

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ブロードスペクトラムのCBD

ブロードスペクトラムのCBDも見かけたことがある人も多いと思います。

ブロードスペクトラムとは英語では「広範囲」などといった意味をもつ言葉であり、ブロードスペクトラムのCBDにはCBD以外の種類のカンナビノイドが入っています。

フルスペクトラムとの違いは、THCが含まれておらず、日本においても法律で規制されていないことです。

ただ、CBD製品を生産している事業者によっては、フルスペクトラムのCBDからTHCのみを除去したものをブロードスペクトラムと呼んでいたり、CBD以外のカンナビノイドを含んでいたらブロードスペクトラムと呼んでいたりなど、事業者によって定義が違うのが現状です。

そのため、購入しようとしているブロードスペクトラムのCBD製品がどのような種類のカンナビノイドを含んでいるのかは、製品ページや事業者のホームページでチェックするのが良いでしょう。

どうしてCBD以外のカンナビノイドが入ったCBDの原料があるのでしょうか。

それは、CBDは他のカンナビノイドやテルペン(植物由来の精油)と一緒に摂ると、アントラージュ効果という相乗効果が起きることで、期待できる効果が大きくなるからです。

実際にCBD製品を試してみた方のなかには、CBDのみを含んだアイソレートのCBD製品の効果は感じられなかったけど、ブロードスペクトラムのCBD製品はとてもCBDの効果を感じられた、といった方もいます。

ブロードスペクトラムのCBD製品は、期待される効果や抽出される過程が多くなることから、値段が少し高くなりますが、よりCBDの効果を感じたいという人にはおすすめのCBDの原料の種類です。

大麻草ではなく有機化学合成のCBD

アイソレート、ブロードスペクトラム、フルスペクトラムといった3つの大麻草から抽出されたCBDの種類を見てきました。

しかし、あまり知られていませんが、大麻から抽出されたCBDではなく、有機化学合成されたCBDというのも存在しています。

CBDは大麻取締法で大麻草から抽出される場合には成熟した茎と種からのみ規制されないということはご説明しましたが、CBDの成分自体の規制はされていません。

日本におけるCBDや大麻草に関係する法律や、誠実ではないCBDの事業者がいるということから、完全に合法性・安全性にこだわっている事業者が、有機化学合成のCBDを使った製品を販売しています。

大麻草から抽出されたCBDよりも、価格としては高くなってしまうのが有機化学合成のCBDですが、気になる方は是非調べて見てください。

CBD製品の種類一覧

CBD製品は実に多くの種類が販売されています。それぞれがどういった特徴を持っているのか、どうやって使うのかをご紹介します。

なお、CBDの摂取方法には舌下摂取・経口摂取・吸入摂取・経皮摂取という4つがあり、それぞれ効果が現れるまでや持続する時間などが変わってくるので、こちらの記事も是非見てみてください。

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食べたり飲んだりする種類のCBD製品

まずは飲んだり食べたりする種類のCBD製品についてです。この種類は経口摂取や舌下摂取としてCBDを摂取する方法です。

CBDオイル

CBDオイルは最もメジャーなCBDの商品なので、知っていたり試してみた方も多いかなと思います。

CBDオイルは、ココナッツオイルやオリーブオイルなどにCBDを溶かした製品で、舌下摂取という方法で吸収します。

使い方としては、舌の下にスポイトでCBDオイルを垂らし、1分前後溜めておくことで口の中の粘膜や毛細血管からCBDを吸収します。

スポイトはどの商品にもついているのでお手軽にはじめられCBDの効果も感じられるというメリットがある一方、CBD独特の苦味を感じたり人目のつくところで使いにくいというデメリットもあります。

CBDサプリメント

CBDサプリメントは、ビタミンや鉄分などの通常のサプリメントと同様に、CBDがカプセルなどに入っているものです。経口摂取として胃・肝臓を通った後に、腸から吸収されます。

1つあたりのCBDの量が決まっているため、どのくらい摂取すればいいかの目安がわかりやすく、味も特にないので、CBDに慣れていない方でも他のサプリメントと同様に飲むことができるのがメリットです。

製品によっては、CBD以外にもリラックス効果があるGABAなどが含まれていたりと、工夫されたCBD製品も多数あるので、是非調べてみてください。

CBDグミ・CBDキャンディ・CBDドリンクなど

グミやキャンディ、ドリンクやチョコレートといった、普段食べるようなものにCBDが配合されているCBD製品もあります。サプリメントを含めてこれらのCBD製品をCBDエディブルと呼んだりします。

味が美味しかったり、見た目がふつうの食べ物と同じなため、持ち歩いたりしやすいというメリットがあります。

他にも、普段の料理にCBDを入れたりと、実に多くの使い方がされているのがCBDです。

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吸って使う種類のCBD製品

続いて紹介するのは、吸って使う種類のCBD製品です。透過性のある肺にある毛細血管からCBDを吸収するため、早く効果が出て、吸収率が高いのが特徴です。

CBDを含んだ蒸気を吸い込むため、タバコや電子タバコなどを吸っていた方におすすめの使い方が吸うタイプのCBD製品です。

CBDリキッド

CBDリキッドは吸うタイプのCBD製品では最も一般的なものです。

電子タバコ・ベイプ(Vape)を使ったことがある人ならばイメージできると思いますが、CBDを含んだリキッドを専用のデバイスに入れて、加熱して蒸気にして吸い込みます。

吸収率が良かったり、様々なフレーバーが楽しめたりということで、人気のあるCBDリキッドですが、喫煙経験がなかったり、ベイプを使ったことがない人には少々ハードルが高いかもしれません。

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CBDベイプペン・CBDカートリッジ

CBDベイプペン・カートリッジといったCBD製品は、予めCBDリキッドが補充されているものを購入するため、お手軽に使うことができるCBDリキッドの種類です。

ペンタイプは使い捨てですが、カートリッジはカートリッジ部分を換えることで何回も使うことができます。

吸うタイプのCBDを試してみたいけど、ベイプの経験がなかったり、まずはお試しといった方におすすめです。

CBDワックス

CBDワックスは専用のヴェポライザーで固形のCBDを削り熱することで蒸気にするタイプです。

使い方や吸い方が初心者の方には難しいと思いますが、CBDが99%と高濃度なため、CBDの効果が非常に大きく感じられるということで、CBD上級者にはぜひとも試してほしい商品です。

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塗って使う種類のCBD製品

最後に直接お肌に塗って使う種類のCBD製品を紹介します。

このタイプは経皮摂取・局所摂取と呼ばれる摂取方法でCBDを吸収します。CBDが全身に回ることはないので、塗った部分にしかCBDの効果は期待できませんが、ニキビなどのお肌トラブルや関節痛や筋肉痛などの部分的な症状・悩みに対しては大きな効果を発揮します。

CBDクリーム・CBDバーム

塗って使うタイプでは、CBDクリームやCBDバームが人気です。

保湿などの目的の通常のクリームなどに、CBDが入ったもので。特にお肌トラブルには大きな効果が期待されます。

CBDだけではなく、お肌に良い成分が多数配合されていたりするので、試してみてください。

CBDロールオン

CBDロールオンはCBDが入っているオイルをさっと塗ることができるCBD製品です。

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CBDロールオン

ミントなどで爽やかな製品が多く、小さいものが多いので、気になる箇所に塗るときにおすすめです。

今回紹介した製品以外でも、CBDバスボムやCBDタブレットやペット用CBDなど、多くの商品がありますので、症状ごとに良さそうなものを選んでみることをおすすめします。

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まとめ

CBDの原料の種類やCBD製品の種類など、CBDの種類について解説してきました。

フルスペクトラムのCBDは違法であることや、成分分析されているCBD製品を選ぶなどに注意しながら、皆さんが抱えている悩みに合ったCBD製品を探してみてください。