CBDは健康に良い?健康への効果や副作用について解説

CBDは健康面へのメリットから注目されていますが、実際に健康にどのような効果があるのでしょうか。CBDについてや期待される効果、CBD商品のリスクについて根拠となる論文付きで解説し、さらにCBD商品の選び方やオススメ商品をご紹介します。

CBDとは

CBD(カンナビジオール)について聞いたことがあるという方が多いと思いますが、まずはCBDが何なのか、どう使われていたのかを簡単に紹介します。

CBDは大麻草に含まれる成分

CBDとはカンナビノイドという大麻やヘンプに含まれる活性化合物の一種です。カンナビノイドには医療効果があり、非常に注目されています。

カンナビノイドの中で最も有名なものはTHC(テトラヒドロカンナビノール)というものですが、このカンナビノイドは向精神作用(ハイになったりする作用)が含まれているため、日本を始めとし、多くの国では規制されています。

そこで近年、科学者の間でも一般人の間でも、CBDというものが注目されています。というのも、CBDには医療効果があるのですが、THCと違って向精神作用を持っていないのです。

後に詳しく記載しますが、依存性や人体への害がないと言われているCBD自体は、法律で規制されていることは少なく、日本でも成熟した大麻草の種と茎から抽出されたものであれば法律で規制されていません。

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CBD・大麻は健康のために古くから使われていた

現在では法律で規制されていることも多い大麻草ですが、CBDなどの物質が医療効果を持っているため、古くから健康のために使われていました。

紀元前、中国で漢方学の父として崇拝されている神農という人物は、「神農本草経」という本で大麻草エキスの使用を数々の症状に勧めています。また、インドでは赤痢や発熱の治療として使われていました。

初期には中央アジアで使われれてた大麻草も、その有用性から世界中に広がっていきます。1538年には、イギリス人のウィリアム・ターナーという人物が著書で大麻草を勧めているなど、多くの記録が大麻の健康への効果を示しています。

ちなみに、茎などから取れる繊維は、布やロープ、さらには帆として使われており、特に貿易が盛んな時期には重宝されていたりもしました。

CBDは健康に良い?

CBDがなんなのか、過去どのように見られていたのかわかった所で、本題であるCBDが健康に良いかどうかについてご紹介します。

CBDが健康に良いのはエンドカンナビノイドシステムのおかげ

CBDはエンドカンナビノイドシステム(ECS)というもののおかげで、健康に対して非常にポジティブな影響を与えます。

エンドカンナビノイドシステム(ECS)とは、人間を含む哺乳類はもちろん、魚類や爬虫類、両生類や鳥類など、多くの生物に元々備わっている生物学的システムです。このシステムがあるからこそ、私たちの体は、CBDなどのカンナビノイドを受け取り、分解し、利用することができるのです。

エンドカンナビノイドシステムは、体全体のホメオスタシス(恒常性)を維持するために、休みなく働いており、ニューロン・神経経路・受容体・細胞・分子・酵素が形成している複雑なネットワークです。なお、ホメオスタシスとは、環境の変動によらず体の中の環境を一定に保つことです。

また、エンドカンナビノイドシステムは、ホメオスタシスを維持することで、病気や老化を防ぐという機能もあります。

カンナビノイドには、大麻草から取れる植物性のものに加え、自分の体内で作り出す内因性カンナビノイド(エンドカンナビノイド)というものがあります。

これらのカンナビノイドは、身体中にあるカンナビノイド受容体(CB1、CB2と呼ばれる)と結合することで、ホメオスタシスを維持するための具体的な指示を細胞にするのです。

「リラックスし、食べ、眠り、忘れ、守る」という生命の基本的なプロセスにおいて、エンドカンナビノイドが信号を伝えることで、正常に働いてるのです。ECSは炎症・痛み・気分・活力・脳の健康・ホルモンバランスなどを整えており、心身の健康に貢献しているのです。

これから、CBDにおいてどのような効果が期待されているのを紹介していきます。

CBDの健康へ期待される効果

CBDが健康において期待される効果は多種多様です。そのうち、多くの人が関わりがあるものを中心に、10個紹介していきます。

CBDのリラックス効果で不安解消や鬱病に効果あり

CBDにはリラックス効果があると言われています。

CBDはセロトニン5HT1A受容体というものと結合することで、脳内のセロトニンの利用率を増加させます。セロトニンは神経伝達物質の1つで、精神を安定させる働きをします。結果として、不安感を軽減させて、気分を高揚させてくれます。

ちなみに、体内で使えるセロトニンの量を増やすこの作用は、鬱病に対してよく処方されるセロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)と似たような作用です。そのため、CBDは鬱病にも効果があると言われています。

CBDがうつ病に有効であるということは複数の研究によっても裏付けられています。

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CBDで睡眠が改善され不眠症が解消

睡眠の改善も人々がCBDを利用する最もメジャーな目的の1つです。何百年も前から、睡眠を改善するために大麻・CBDは利用されてきました。

CBDによって活性化されるエンドカンナビノイドシステムは、人間の基本的な機能(食べる、寝る、忘れる、リラックスするなど)を司っているため、直接的に睡眠に影響します。

ちなみに、CBDを取ることでよく眠れるのは、眠気を引き起こすからのではなく、不安感が和らぎ、リラックスできることで眠りの質が良くなると考えられています。

また、CBDには二相性というものがあり、低〜中用量では覚醒作用、高用量では鎮静作用と誘眠作用もたらされます。睡眠の改善のためには、自分にあった用量を見つけることが大切です。

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CBDが偏頭痛や関節痛、生理痛などの痛みを緩和

CBDには痛みを緩和する効果があり、ほとんどの種類の慢性痛にも、一時的な痛みの多くにも効果があります。

CBDは末梢神経系や免疫系に働きます。多くの人が悩まされる偏頭痛や関節痛、女性が定期的に悩まされる生理痛にも効果があると言われています。

オピオイド系鎮痛薬など、副作用や依存症が非常に多い痛み止めがあることを考えると、依存性や副作用がないCBDに痛みを緩和する効果があることは朗報です。

なお、他の健康への効果と同じように、どうして疼痛に効くのかには様々な研究が進んでおり、どのように作用するのかが少しずつ解明されています。

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CBDはニキビなどの肌荒れにも効果あり

CBDはニキビやシミ、湿疹や乾癬など、多くの皮膚炎や肌荒れ、お肌トラブルに効果が見込まれています。

CBDには抗炎症作用・抗菌作用があるのに加えて、睡眠の改善によってお肌のターンオーバー(定期的な肌の細胞の生まれ変わり)を手助けします。

ニキビの原因の1つがアクネ菌などの肌に存在している細菌だということも踏まえると、非常に効果的といえます。

こちらの記事では肌荒れにCBDがどういう効果があるかやお肌にオススメのCBD商品を紹介しているので、是非見てみてください。

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CBDは依存症の治療に有望

依存症の治療にもCBDは有効という研究結果があります。

CBDが作用するエンドカンナビノイドシステムは、薬物依存性と関係があり、特に快楽物質であるドーパミンの分泌量に調整に関与しています。

動物を対象とした研究では、薬物探索行動・不安神経症・依存症での衝動性をCBDが抑止できる可能性を示唆しました。

また人を対象にした臨床試験でも、CBDを吸入した被験者の喫煙本数が40パーセント減少し、禁煙に効果的であることが示されました。

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CBDが血圧下げるのに有用

身近な病気である高血圧にもCBDは有用です。

高血圧は、脳卒中と相関があったり、多くの臓器・部位に悪影響を及ぼすため、非常に怖い病気です。未だどういうふうに効くのかは解明中ですが、CBDは血圧を下げるのに有効という研究結果が示されています。

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CBDで糖尿病が改善される

高血糖値の原因となる代謝障害である糖尿病の予防や進行の抑制にもCBDが効果があるということがわかっています。

糖尿病には1型と2型がありますが、CBDは血糖値を安定させ、神経の炎症を鎮め、神経因性疼痛を軽減させるのに役立つ可能性が示されています。また、糖尿病患者が併発しやすい動脈炎にもCBDは効果があります。

カンナビノイド研究の父と呼ばれるラファエル・ミシューラム博士らのマウスを使った実験では、実際に糖尿病の予防・進行抑制が示されました。

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CBDは食欲を抑制して肥満に効果がある

エンドカンナビノイドシステムは食べるという人間の基本的な機能に関わります。そのため、大麻は食欲増進剤としても食欲抑制剤としても使うことができます。特に後者においては肥満の解消に役立つのです。

カンナビノイドによって食欲を増進させるか抑制するかは異なりますが、CBDは一般的に食欲抑制の効果があると言われているので、肥満に効果があります。

また、脂質代謝(脂質を活動のエネルギーにする仕組み)を促進するという効果があるともわかっているので、肥満治療に効果があると言われています。

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CBDはがん治療にも注目されている

CBDにはがんの治療においても注目されています。

2012年に行われた研究によると、CBDが血管新生(腫瘍が新たな動脈や整脈の形成を促し酸素と栄養素を得ようとするメカニズム)を防ぐということがわかりました。また、抗がん剤の効果を増強するという結果も出ています。

また、吐き気や食欲不振などの抗がん剤の副作用を緩和するとも期待されています。

もちろん、さらに質の良い研究は必要ですが、がんにおける多くの課題の解決が見込まれるため、CBDは専門家からも注目を集めています。

CBDは神経保護に役立ち様々な病気に効果

CBDは神経の保護に役立ちます。

パーキンソン病はドーパミンを算出する神経細胞が死滅することで起こる病気であり、ALSやアルツハイマー病などの神経変性疾患の1つです。神経変性疾患には効果的な治療法が確立されていませんが、CBDが神経の損傷を止めることで、パーキンソン病等の症状の緩和に非常に有望であると示されています。

また、アルコールによる神経細胞の変性に対しても、CBDは神経細胞を保護することで効果があると言われています。

ここまで見てきたとおり、CBDが多くの健康に関する症状に関して効果があります。今回紹介した10個の症状以外にも、CBDの効果がある症状はたくさんあるため、自身が気になる病気や症状があれば、是非調べてみてください。

CBDに副作用や害はある?

CBDが健康に対して良い影響を及ぼすことはわかりましたが、逆に悪い影響を及ぼす副作用や害はないのかを解説します。

CBD自体に副作用・害はない

結論から言うと、CBDには有害な副作用はほとんどないと言われています。

2017年にWHOは「CBDは乱用や害を及ぼさない」「CBDを国際的に規制対象物質とすべきではない」と正式に発表しており、その裏付けとなるものは研究結果含め、多数あります。

なお、現状で副作用とされている症状として、眠気や食欲の変化、下痢などがあります。しかしこれらは健康に深刻な影響を与えるということは報告されていません。

しかし、CBDなどのカンナビノイドの健康に関する影響は未だ研究が続けられており、中でも他の処方薬との薬物間相互作用は人によっても変わるため、注意することが必要です。

日常的に薬を飲んでいる方は、医師や薬剤師に相談することが大事です。

こちらの記事では、CBDに害があるのかどうかを詳しく説明しています。

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CBD商品にはリスク・危険性がある

CBD自体には有害な副作用がほとんどありません。しかし、CBD商品は安全と言い切れないことも多いです。

アメリカで発表された記事によると、CBD商品の半分が記載されているCBDの量が入っていなく、11%の商品はCBDが全く入っていなかったという衝撃的な調査がありました。

また、CBDは大麻草から抽出されますが、大麻草は植物であるため土壌内にある重金属を吸い上げたり、抽出時に使われた有機溶剤ががCBD商品に混ざっていることもあります。

他にも、日本で違法であるTHCが入っているのにも関わらず偽って販売したりなど、CBD商品には適切な販売がされていないものもあります。

以上のようなリスク・危険性があることを認識しておくことは、安全なCBD商品を選ぶことに繋がります。

健康に良いCBD商品を選ぶには?

CBDに副作用や害がないにも関わらず、危険性を孕むCBD商品がある現状において、健康に良いCBD商品を選ぶにはどうすれば良いのでしょうか。

信頼できるブランドか確かめる

一番大切な点として、ブランドや事業者が信頼できるのかを確かめるということがあげられます。偽りの申告をすることで不法な利益を得ている可能性がゼロではないため、誠実な事業者かどうかを意識するのが大事なのです。

これを見極めるのには、第三者機関による厳格なテストによって原料や成分が安全であることを証明しているかどうかや、原料となるCBDがどう生産され輸入されたかの情報が開示されているかが非常に大切です。

信頼できるブランド・事業者は自社のホームページで品質に関わる情報を載せていることが多いので、ホームページを確認したり、問い合わした際にしっかりとした回答が返ってくるかも確認するとより安心できるかと思います。

また、口コミを確認するのも大事と言えます。日本においてCBDが多く売られている楽天市場では、口コミが乗っているので、品質に対してどのようにレビューされているかを見てから購入するのが良いでしょう。

CBDの抽出方法や他の成分を確認する

CBD製品には多くの成分が含まれていることが多いです。CBDはもちろんのこと、アントラージュ効果を期待するために、植物由来の他のテルペンが入っていることもあります。

CBDにはアイソレート・ブロードスペクトラム・フルスペクトラムという3つの抽出方法がありますが、その商品がどの方法で抽出されたかを明記している商品のほうが安心できます。なお、フルスペクトラムは日本では違法となっているので、気をつけてください。

成分の説明がしっかりと商品ページに記載されているかを確認することで、その商品に危険性がないのか確かめてください。

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CBD製品のおすすめ

この記事では、CBDは健康に良い多くの効果が期待されていること、CBD商品を選ぶときの注意点を説明してきました。

多くのCBD商品が存在しており、どれが良いのかわからないという声もあると思うので、最後に多くのCBD商品を確かめてきたCBD Days編集部がオススメのCBD商品をお伝えしたいと思います。

今回はアーサーコーポレーション社が国内で製造するCBDオイルを紹介します。

CBDが300mg配合されているのに加え、様々な成分を配合しており、CBDの効果を最大化するアントラージュ効果が期待できます。

 

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まとめ

今回はCBDが健康に対してどのような効果があるのか、CBDの副作用や害、CBD商品のリスクと選び方、オススメ商品を紹介してきました。是非、健康のためにCBDを試してみてください。